メキシコの遺跡
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テオティワカン遺跡/Teotihuacan
- テオティワカン遺跡
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- メキシコ盆地を中心に紀元350年から650年まで栄え、高度な数学・天文学をもっていたとされる宗教都市。
- 高さ65M、底辺の1辺が225Mの世界でも3番目に大きな「太陽のピラミッド(下写真)」。
- ケッツアルコアトル(中写真)は羽毛の蛇で水と農耕の神であり、テオティワカンではたくさんのレリーフをみることができます。
- シウダデーラ(上写真)はケッツアルコアトルの彫刻が無数に飾られた城壁です。
- アクセス
- メキシコシティからバスで約1時間
パキメ遺跡/Paquime
- パキメ遺跡
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- 前スペイン期の遺跡。最盛期には約3,500人の居住者がいたのではないかと推測されているが言語や居住者のルーツなどは明らかにされていない。
- パキメは運河によって引かれた水を都市内に引き込む水路があり、住居内で利用されていた。都市の下を通る水道管は石が敷き詰められていて住居の各部屋に水を貯えておく石壷があった。
- アクセス
- チワワ州北部カサス・グランデスから車で4,5分
ソチカルコ遺跡/Xochicalco
- ソチカルコ遺跡
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- ソチカルコは紀元前200年頃の遺跡ではないかとの見方があります。保存状態も非常によく、大きな神殿や球技場が残っていることからも勢力の大きさが伺え、一説にはソチカルコ勢力がティオティワカンを滅亡においやったのではとされています。
- アクセス
- クエルナバカから
モンテアルバン遺跡/Monte Alban
- モンテアルバン遺跡
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- モンテアルバンの建設は古く紀元前500年頃からといわれています。そのため中央アメリカ最古の遺跡とされており、世界文化遺産にも登録されています。
- モンテアルバンを建設したサポテカ人は高度な文化水準を持っており、春分・秋分の日には宮殿からみると丁度天文台のところに太陽が沈むように設計されています。
- ピラミッドの壁面に描かれた「踊る人々のレリーフ」などは考古学的価値も高く、現在は遺跡入口の博物館やオアハカ地方博物館、国立人類博物館などに展示されています。
- 遺跡そのものの価値もさることながら、山の頂上を切り開いて作られたモンテアルバン遺跡は周囲360度を見渡すことができ、その景色も圧巻です。
- アクセス
- オアハカ市内から車で約20分
ミトラ遺跡/Mitla
- ミトラ遺跡
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- ミトラ遺跡の建築は西暦100年頃といわれ、モンテアルバンを放棄したサポテカ人が移りすんだとされているが、最盛期は9~12世紀である。
- ミトラとは古代ナワトル語で「死者の場所」という意味である。名前の通りミトラは宗教都市として栄え生け贄の儀式も盛んに行われたといわれている。17世紀にやっていきたスペイン人たちによりサポテカの王の墓が発見されているが、あまりに多くの生け贄の下いに驚いて、再度封印されたとされている。
- ミトラ遺跡の特徴はその華美なまでの壁面の装飾にある。小さく切断した石を幾何学模様や大地・空・羽毛のある蛇などの模様にモザイク調にはめこみ作られたその建築物からは、サポテカ人の建築技術・芸術的才能の高さが伺える。
- 遺跡の近くにあるサンパブロ教会の裏手にもモザイク模様の遺跡が残っている。
- アクセス
- オアハカ市内からバスで約1時間半
パレンケ遺跡/Palenque
- パレンケ遺跡
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- 7世紀パカル王により着工されたパレンケ遺跡はパカル王の地下墳墓やマヤの碑文の発見などがあり非常に貴重な遺跡である。
- 車輪もない時代に建てられた巨大なピラミッドからパカル王の地下墳墓が発見されたことにより、マヤのピラミッドは神殿というそれまでの通説を破り、マヤのピラミッドにも王家の墓の役割があることがわかった。
- また、碑文の神殿から発見されたレリーフを横にみるとマヤの神官が宇宙船を操縦しているかのようにも見える為パレンケの王は宇宙人だという説もある。
- いずれにせよ古代マヤ人が高度な天文観測技術を持ち、正確な暦を使っていたことは事実である。
- ジャングルに唐突に現れるパレンケ遺跡はとにかく圧巻です。
- アクセス
- パレンケ村から車で約20分/通常はビジャエルモッサがパレンケ遺跡の拠点となる。ビジャエルモッサからは車で約2時間。
エル・タヒン遺跡/El Tajin
- エル・タヒン遺跡
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- 紀元後600~700年に建設され、1200年頃何らかの理由で滅びたとされている。何人によって建設されたかは不明だがマヤ族系ワステカ人ではないかという説が現在は有力です。
- 丁度一年の日数と同じ365個の窓のような窪みがある立派なピラミッドと10以上の競技場が残るエル・タヒン遺跡は世界文化遺産にも当録されています。
- エル・タヒンはその競技場の多さから「古代球戯の発祥地」ともいわれている。壁面に残るレリーフには球戯選手や雨の神・鷲・カメ・コヨーテや人身供養の様子など当時の様子が見事に描かれています。
- 羽を広げたような形のピラミッドはメキシコの遺跡のなかで異彩の存在
- アクセス
- パパントラ町中からバスで約30分
チチェンイッツア遺跡/Chichen Itza
- チチェンイッツア遺跡
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- 6世紀頃のマヤ古典期に属する旧チチェン・イッツアとトルテカ文化と融合した10世紀以降の後古典期に属する新チチェン・イッツアが融合して現在の遺跡が生まれたため、当時の文明をマヤ・トルテカ文明と言います。遺跡に刻まれたモチーフはそれまでの雨神チャックに加え、兵士や生け贄とされたドクロや羽毛の蛇など登場するようになった。
- 見所は、春分と秋分の日に首だけの羽毛の蛇に羽が生えるピラミッド、生け贄の心臓が置かれたチャックモール像、球技場、天文台、千本柱に囲まれ る戦士の神殿、セノーテなど、限りない。
- アクセス
- カンクンあるいはメリダから車で約2時間半
ウシュマル遺跡/Uxmal
- ウシュマル遺跡
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- 7世紀初頭のマヤ古典期に栄えたプウク様式の遺跡でマヤ色が非常に濃く出ています。
- プウク様式の特徴は建築物の壁一面に彫刻を施した石を組み合わせ、複雑な幾何学模様や蛇など、数々のモチーフで華麗に、そして過剰に装飾されている点です。
- 小人が一夜のうちに造り上げたという伝説が残る「魔法使いのピラミッド」(※実際は500年近くかけて造られたらしい)は小さな石で組み立てられているため側壁部が丸みを帯びている。
- 「尼僧院」の内部の天井もプウク様式が随所に見られる。外壁には切石をはめ込んだモザイク羽毛の蛇、雨神チャックなどのレリーフが過剰に施されている。特に上部で羽を広げているククルカンはトルテカ文明の影響を受けていることをはっきりと表している。
- 遺跡見学の合間にはイグアナを観ることができるかも!
- アクセス
- アクセス:メリダから約1時間半
カバ遺跡/Kabah
- カバ遺跡
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- ウシュマルの姉妹都市として栄えたカバ遺跡。メリダからのツアーではウシュマル&カバ遺跡として一緒に回る場合が多いです。
- ウシュマル遺跡同様プウク様式が随所にみられます。特に「仮面の宮殿」と異名を持つコズ・ポープ/Coz Poop は外壁に300近くの雨神チャック、北側には緻密な幾何学模様、上部には人物像があり圧巻です。
- アクセス
- メリダから約1時間半 ※ウシュマル遺跡から18km
トゥルム遺跡/Tulum
- トゥルム遺跡
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- 12世紀に建設された大規模なマヤ遺跡。
- ジャングルの中にそびえたつマヤ遺跡が多い中、カリブ海に面したトゥルム遺跡は異彩を放ています。エメラルドグリーンに光り輝く海を背にたつ遺跡は他とは異なった壮観さがあります。
- トゥルム遺跡のバス停の近くにトローリバス(有料)の乗り場があり、遺跡入口まで連れて行ってくれます。1kmほどなので海を横目に散歩がてら行かれてもいいでしょう。
- トゥルム遺跡はビーチと隣接しており、着替えをするところなどはないが水着を着て行けば泳ぐこともできます。 マヤ遺跡を背にカリブ海で泳ぐというのもまた格別です!
- アクセス
- カンクンホテルゾーンから約1時間
- ●外務省提供
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- ●観光庁提供
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- ●厚生労働省 検疫所情報
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- ●国土交通省航空局 提供
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