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ロシア サンクトペテルブルク / 安全上のお知らせ(スリ注意のご案内) ※在サンクトペテルブルク総領事館発出情報

掲載日時:2010年08月27日

情報提供:株式会社プロコエアサービス

ネフスキー大通りでのスリ被害について、在サンクトペテルブルク総領事館より在留邦人、及び同地訪れる旅行者に対し、下記の通り安全情報が発出されました。
現地にご滞在、またご旅行をご予定の方は、十分にご注意下さい。



在留邦人及び邦人旅行者の皆様へ
平成22年8月26日
在サンクトペテルブルク総領事館 領事部

安全上のお知らせ (スリ注意のご案内)


8月26日付ネフスコエ・ヴレーミャ紙は、「ネフスキー大通りは泥棒が占拠」と題し、スリ窃盗団の実態、警察の見て見ぬ振りの対応、特に危険な箇所につき以下のとおり報じています。
最近、ネフスキー大通りや血の上の教会周辺、地下鉄、トロリーバス等において邦人の被害が頻発しておりますので、被害に遭わないよう引き続きご注意下さい。

【 記事要旨 】
1. 縄張り
ネフスキー大通り(蜂起広場・モスクワ駅から宮殿広場)は、コーカサス系窃盗団の縄張り。朝7時から夕方まで仕事。(夜はロマ人の女のグループやスラヴ系の単独犯に代わる。宮殿広場より島側はスラブ系犯罪組織の縄張り)

2. 犯行の大胆さ
白昼から交通機関内、横断歩道、歩道、カフェ、店内等あらゆるところで大胆に犯行。強奪も公然と行う。
1日3〜5万ルーブル稼ぎ、被害者は30人に及ぶ。

3. 組織性
バス停にいる班長が携帯電話で指令。2人のチームで組織的に行動。外国人観光客がバスに乗り込むと、前後の扉から1チームずつ乗車し、犯行に最適な混雑状態を作り出して窃盗に及ぶ。ホテルからバス停までつけることも多い。
運転手や車掌はスリの顔を知っているが脅迫されており、手出しできない。

4. 暴力性
縄張りを侵したウズベク人が喉を切り裂かれ殺害されたケース、スリがいると車内放送したバス運転手がバスから引きずり出されて残虐な暴行を加えられたケースがある。
犯行現場に武装した支援係を配置する等、暴力にも訴える。

5. 警察の対応
警察はスリの顔をよく知っているが、見て見ぬ振り。
バスの車掌等によれば、警察は買収され、窃盗団の「庇護役」として犯行を助けることもある。
以上

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