メキシコシティから車で約２時間半の所にメキシコらしいかわいらしい街並みが残る「マリナルコ」(Malinalco)という町があります。
週末には民芸品などを扱う市場も出ており観光地化があまり進められていないこともあり、とても和やかな雰囲気となっています。

その町の近くに規模は小さいですが遺跡も残っています。
アステカ王国の遺跡でアステカ王国の軍事・宗教の中心地であったそうです。
岩壁を刻んで造られた神殿は、新大陸ではきわめて珍しく整備された遺跡です。
遺跡までは歩きやすい山道をおおよそ３０分程で登れます。
小高い山の頂上付近には、一枚岩の岸壁を彫って造られたピラミッドと神殿があります。
また遺跡からの眺めはとても美しく、マリナルコの街並みを一望することができます。

標高は１,７００ｍ程度とメキシコシティよりも低く、排気ガスのひどいメキシコシティでの生活とは異なり、遺跡までの緑に囲まれたハイキングはマイナスイオンを感じられ、身も心もリフレッシュしてくれます。

外国人はあまり訪れないマイナーな遺跡と例えられる場所ですが、プエブロマヒコのひとつでもあり、オプションのひとつとして、メキシコシティから日帰り旅行に最適です。
街中の喧騒がない場所にマイナスイオンを吸いにでかけてみませんか。