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エジプト / 「大エジプト博物館」及び「保存修復センター」視察レポート

掲載日時:2018年07月13日

情報提供:エジプト日本旅行業連盟 (JTUE)

2018年6月28日(木)、エジプトにおいて日本人マーケットに携わる旅行関連業者からなる「エジプト日本旅行業連盟」(JTUE: Japanese Travel Union of Egypt)では、大エジプト博物館(GEM)館長 Prof.Dr. Tarek Tawfikとのミーティングを実施、その後、大エジプト博物館および大エジプト博物館保存修復センター(GEM-CC)の視察を実施いたしました。
以下に、その様子をご報告いたします。



. 大エジプト博物館(GEM)館長 Prof.Dr. Tarek Tawfikとのミーティング
ミーティングで焦点となったのは、GEMのオープン時期や入場料、タハリールから移送される収蔵物などについてでした。
また、GEM-CC・GEMが企画・実施中のGEM-CC・GEM建設サイト見学ツアーの案内もありました。

1) GEMのオープン
◎ 時期に関して
 建物に関しては、今年末には完成予定とのことです。
 (現在の時点でメタルワークやファサードは終了。内部のショーケースなどはまだ。)
 オープン時期に関しては、関連省庁からも意見などが色々出されているところですが、観光の状況や気候なども考慮に入れつつ、大統領の指示のもと最終的な決断が行われる予定です。
 オープン6ヵ月前には告知し、オープンまでの6ヵ月間で大々的にプロモーションを行っていくとのことです。オープニング・セレモニーなどについてもまだ検討中の段階だそうです。
 →6月末の時点でまだ決まっていないとのことなので、年末のオープンはないのではないでしょうか。

◎ 入場料
 15〜20ドルで検討中とのことです。(※チケットのオンライン販売も検討中)

◎ 展示品と見どころ
 GEMでは50,000点を展示/50,000点を収蔵・保管する予定です。
 タハリールの考古博物館以外からも、エジプト全土から20,000点以上の出土品が集められます。
 タハリールの考古学博物館からGEMに移動する展示物、タハリールに残る展示物は以下のように決定されているそうです。

〔タハリールからGEMに移る主な展示物〕
* ツタンカーメンの遺物コレクション
* ヘテプヘレス(クフの母)の副葬品
 (※タハリールから「発見されたギザの地に戻す」とのこと)

〔タハリールに残る主な展示物〕
* ミイラ室 (※文明博物館のグランド・オープン時にはそちらに移される)
* プスセンネス1世の遺物コレクション (黄金のマスク含む)
* カフラー王の坐像、クフ王の坐像、ハトシェプスト女王の頭部、
 ラーホテプとネフェルトの坐像、小人のセネブとその家族の像、カーアペルの木像など

 GEMでのツタンカーメンの遺物コレクションについては、
 (1) 墓の復元を行い、発掘現場や発掘当時を再現するような展示
 (2) ツタンカーメンの遺物それぞれのストーリーを語り、ツタンカーメンが
   生きていた頃の食事・衣装などの生活がイメージできるような展示
 を行っていくそうです。
 ただし、彼のミイラそのものはGEMに移送せず、3350年前からのそのままの場所、つまり王家の谷の墓の中で眠りにつかせるとのことです。

◎ 来館者の受け入れ対応・ガイド
 ビジュアル、オーディオ、ガイド(人)の3つの面から、来館者が観覧しやすい環境を作っていくとのことです。GEM側では、博物館の敷地が広大なことから、今まで以上にガイド(人)によるガイディングの重要性が増すと考えています。

◎ 集客予想
 集客に関しては、当初400万人、最終的には年間800万人を見込んでいるようです。

2) 大エジプト博物館(GEM)、保存修復センター(GEM-CC) 見学ツアー
GEMおよびGEM-CCでは、GEM-CC内の3つのラボ(どのラボをまわるかは、ツアー時期によって変更あり)と建設中のGEMを見学するツアーを有料にて企画実施しています。

* 開催日: 金・土曜以外の平日 09:30〜15:30 1時間程度の予定
* 受け入れ人数: 最大 50人/日
* 参加可能年齢: 10歳以上
※ツアー料金は寄付金となり建設費に当てられます。

なおツアーはすでに実施されており、欧米人観光客などが訪れているようです。
詳細はお取引先にお問い合せください。


. 大エジプト博物館(GEM)、保存修復センター(GEM-CC) 視察
GEM-CC・GEM建設サイト見学ツアーに準ずるルートで視察を実施いたしました。
今回GEM-CCで視察できたラボは、テキスタイル・皮革、木製品、遺物受け取り(重量物)の3つです。

* 1月の視察時に組み直し中だったファイアンス製のネックレスは組みあがりました。
* ツタンカーメンのチュニックは、今回初めて箱から出して修復中だそうです。
* ツタンカーメンのベッド(3台)や戦車が現在ラボ内にあります。

一方、GEMの建設サイトについては、まだ作業中で資材も多くおかれているなどの点から、内部の見学はできず、南西部分から博物館の南部分(テラスほか)、およびエントランス部分を見学しました。

今回は、
(1) 18の部分からアプローチして博物館の南部分、くわえて
(2) エントランス部分(6、2)
を見学しています。

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博物館南部分にピラミッドビューのVIP用レストランなど設置するようです。
なお博物館南部分からは、ピラミッドを眺めることができます。

エントランス部分も、これより南は工事がだいぶ済んだ感じになっています。
エントランス・コートヤードの右手には、ラムセス2世像が立っているのが見られます。


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 「エジプト便り カイロの街角から」で検索。

GEM館長とのミーティングのようすGEM館長とのミーティングのようす

<テキスタイル・皮革> 1月の視察時に組み直し中だったファイアンス製のネックレスは組みあがりました<テキスタイル・皮革> 1月の視察時に組み直し中だったファイアンス製のネックレスは組みあがりました

<テキスタイル・皮革> ツタンカーメンのチュニック。今回初めて箱から出して修復中だそうです。<テキスタイル・皮革> ツタンカーメンのチュニック。今回初めて箱から出して修復中だそうです。

<木製品> ツタンカーメンのベッドの修復作業中<木製品> ツタンカーメンのベッドの修復作業中

<木製品> ツタンカーメンのベッド(3台)や戦車が現在ラボ内にあります<木製品> ツタンカーメンのベッド(3台)や戦車が現在ラボ内にあります

<重量物> ラボの様子<重量物> ラボの様子

GEMのマスタープラン(GEMサイトより転載)GEMのマスタープラン(GEMサイトより転載)

博物館南部分。この部分にピラミッドビューのVIP用レストランなど設置するようです。博物館南部分。この部分にピラミッドビューのVIP用レストランなど設置するようです。

博物館南部分からはピラミッドを眺めることができます。博物館南部分からはピラミッドを眺めることができます。

エントランス部分。エントランス部分も、これより南は工事がだいぶ済んだ感じになっています。エントランス部分。エントランス部分も、これより南は工事がだいぶ済んだ感じになっています。

エントランス・コートヤード。右手にラムセス2世像が立っているのが見られます。エントランス・コートヤード。右手にラムセス2世像が立っているのが見られます。

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