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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東アジア

ホンコン [ Hong Kong ]

香港 [ Hong Kong Special Administrative Region ]香港の国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。
香港島と九龍島を走るタクシーは、赤色のボディの横に「TAXI、的士」の表示がある。
拾い方は日本と同じ。乗客はシートベルトの着用が義務付けられている。
運転手に頼めば、レシートを発行してもらうことも可能。
◎香港のタクシーはエリアによって車体の色が分かれている。
 赤色タクシー:香港全域カバー
 青色タクシー:ランタオ島のみカバー
 緑色タクシー:新界エリアのみカバー

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
初乗り料金: 2kmまでHK$24(新界地区はHK$20.50)。
以後200m毎にHK$1.70(新界地区は HK$1.50)ずつメーターが上がる。
※チップはセント(小銭)等の端数を切り上げる程度でよい。
◎空港→九龍地区のホテル HKD300前後
 空港→香港島のホテル HKD350〜400

※規定サイズ以上(タテ×ヨコ×高さ=140cm)の荷物、もしくは車後部のトランクに荷物を入れる場合は、荷物一個につきHK$5.00が加算される。
クロスハーバー海底トンネルを利用する場合(九龍⇔香港島)は、メーター表示料金にHK$10.00加算。
東部海底トンネルではHK$25.00、西部海底トンネルではHK$50.00を加える。
(流しのタクシーを拾った場合は、トンネル料金を往復分請求されることもある。)
また、ランタオリンク通行料としてHK$15.00も必要。

◆ 特殊な交通規制等
一方通行等、一見してわかりにくい交通規制が多く、思った通りにタクシー等が進まないこともある。
路肩に1本あるいは2本の黄線が引かれているところは「停車昇降禁止」であり、タクシー等は停められない。

◆ 公衆電話のかけ方
携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話はほとんど見かけない。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
現地の人の禁止地区と同様、軍事施設、尖沙咀の軍営や石崗等。
中国との境界地帯にある禁区界線(Closed Area)の立入禁止区域には、絶対に立ち入らないこと。
※デモ等で人の集まる場所には近づかないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
記念写真程度のものであれば特に規制は無いが、空港等での撮影は禁止されることもある。
太古のモンスターマンションは撮影禁止。その他一般市民の生活の場となっている場所の撮影は慎みたい。
※デモなどの政治活動の様子は撮影しないこと。

◆ 歓楽街での注意点
香港では麻薬は身近なものではない。

◆ 治安の悪い地域
湾仔、尖沙咀の繁華街、女人街、テンプルストリート等、人混みの中ではスリに注意。
暗い裏道に入らなければ特に危険地帯はなし。
旅行者としてふさわしくないふるまいを避ければ、トラブルは回避できる。

◆ 注意すべき慣習等
市場や街角で、人の写真を撮る際には許可を得てから。特に老人の中には、写真をとても嫌がる人が多い。
中華料理(広東が主)の円卓を囲み親交を深める際、大皿から各々の箸で取り分けたり、相手に取ってあげたりするのが普通。茶・酒等の場合も、非常に気を遣い相手の器を空にしないようにする。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
地下鉄内での飲食(駅のホーム・コンコースを含む)。
麻薬類、売春は違法。厳罰が科せられるので、絶対にしないこと。賭博も違法である。
コピー商品の所持・購入は禁じられている。ブランド品や貴金属等は、信用できる店で購入すること。

◆ 日常会話におけるタブー等
* 全般的に、中国人の面子をつぶすようなことをするのはタブー。(人前で叱責する等)
 特に「バカヤロー」、「貴様」等、旧日本軍国主義時代の言葉が分かる人もいるので、使わないこと。また、日本語が分からないだろうと中国の悪口を公共の場で言うのは絶対に避けること。
* 中国の政治方針を批判するような論調はご法度(特に人権・核に関すること等)。
* 戦争中の日中関係についての不用意な発言はタブー。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
特筆すべき点は無いが、交渉が必要な際には、言葉の問題等から現地ガイド等の通訳を介すのが望ましい。
市街にも警官の姿は多く、職務質問等も盛んに行われている。ただし旅行者が対象になることはまずない。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
バス・地下鉄・スターフェリー等は便数が数えられないほど多く、おおよそ5〜15分の間隔で運行しているため、時刻表はない。
その他の遠距離通勤フェリー鉄道においても5〜15分の誤差はあるが、出発は遅れてもほとんど定刻に着くことが多い。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
* 香港観光協会 ビジター・ホットライン (電話のみのサービスでカウンターはない)
 TEL: 2508-1234
 受付時間: 08:00〜18:00 (時間外は留守電システム)
※観光・ショッピング・レストラン等、電話口での日本語の対応、もしくはメッセージをテープに残してインフォメーションをもらう。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
象牙製品、野生動物。
象牙は量の多少を問わず、居住国の輸入許可と香港の輸出許可証が必要となる。(ただし日本は象牙製品全面輸入禁止。)

◆ 国外持ち出し規制品
町で販売されている漢方薬、海草せっけん 24個まで(一人)。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
持ち出しには規制はないが、12万香港ドルを上回る現金や同額に相当する有価証券を持ち込む際には、香港税関への申告が義務づけられている。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について

◎ タバコの葉の部分について
持ち込みは可能なものの、免税範囲であることが条件。
免税範囲は、紙巻タバコ19本、または葉巻1本か25g、またはその他タバコ製品25g(18歳以上)。
持ち込みの免税枠を超える場合は課税対象となる「紙巻きタバコ20本目から1本につき1.906HK$」が課税されます。

★Hong Kong Drug Office of the Department of Healthによると、成分にニコチンが含まれている電子タバコは医薬品に分類されるため、香港への持ち込みには医薬品輸入免許が必要。
持病の治療目的として個人で持ち込む必要がある場合は、医師の診断書(英文)があれば持ち込み可能。診断書には病名の他に電子タバコの銘柄や必要量(滞在中の服用スケジュールなど)の明記が必要。
成分にニコチンが含まれていないものは特に制限はない。(2017年11月現在)
※出典元: 香港政府観光局 Web
http://www.discoverhongkong.com/jp/plan-your-trip/traveller-info/immigration-and-customs/customs.jsp

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 最大5万香港ドルの罰金および6ヵ月以内の禁固の可能性あり。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 禁止されたエリアでの喫煙は禁止。紙巻タバコ同様のルールが適用されます。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ビル館内公共エリアでの喫煙は、喫煙エリアを除き原則禁止。
屋外では灰皿の置いてある場所以外は不可。公園や街中の路上等でも喫煙禁止の場所が多数あり。


【 その他情報 】
* 日本円から現地通貨への両替・キャッシュレス決済等について
両替は空港、街中の両替商、ホテル内で可能。受領額の再確認をその場で忘れずに。
キャッシュレス対応は主要クレジットカードが一般的。
長期滞在者にはオクトパスカード取得をお勧めします。公共の交通機関やコンビニ、スーパー等で使える万能カードで、HKD150〜購入可能。
ATMキャッシングは主要クレジットカードが対応可能。

* 台風シーズンは、ホテルロビーの掲示板やテレビ等で常に情報をチェックし、台風警報が出たら外出を控える。

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