◆ タクシー
街中に流しのタクシーはないため、通常は旅行会社やホテルなどを通して予約する。
旅行者が直接タクシー会社に連絡を取るのは一般的ではない。
料金は交渉制。半日〜1日単位で貸し切りにするのが普通。
空港タクシーは市内までUS$10〜。（2021年2月現在）

最近は「Pass App」や「Grab」といった配車アプリで手配可能な電動トゥクトゥクが多く出回っており、旅行者の利用頻度が増えているが、車に比べると安定感がないため、事故等には十分気を付ける必要がある。
　
◆ 特殊な交通規制等
赤信号でも右折可。左折禁止の交差点が多い。
全般的に交通マナーは極めて悪いので、注意する。特に排気量100cc未満のオートバイは運転免許が不要であるため、交通法規を理解していない危険な運転手が多く見られる。

◆ 公衆電話のかけ方
現在、シェムリアップには、市内・空港共に公衆電話は設置されておりません。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設への立ち入りは禁止されている。また国境地域へは立ち入らないこと。
シェムリアップ州の一部（スバイレオ郡）には地雷残存地帯があり「立ち入り禁止区域」を意味する「ドクロ」が描かれた看板がある。「ドクロ看板」のある地帯には決して立ち入らないこと。
また不用意に農地、空き地、森林等には立ち入らないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、空港内、博物館など。

◆ 歓楽街での注意点
* パスポートなどの貴重品、多額の現金を持ち歩かないこと。
* 知らない人に声を掛けられても、ついていかないこと。
* トランプ詐欺がここ最近増えている。片言の日本語を喋り、賭博などを斡旋してくる人には誘われても付いて行かないこと。

◆ 治安の悪い地域
特になし。
電灯の無い細い路地などには入らないこと。 また夜間の一人歩きは避けること。

◆ 注意すべき慣習等
* 子供の頭に手を触れない。
* 女性は僧侶にむやみに近寄ったり触れたりしない。
* 現地ではベトナムやタイに対して複雑な感情を持っている人も少なくないので、近隣の国で購入した民族衣装や笠を着用して外出しない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 麻薬等には手を出さないこと。違反した場合、終身刑に処されることもある。
* ポルノ雑誌・ビデオ・DVD等の持ち込みも禁止。 (入国時に没収される)
* 売買春など。

◆ 日常会話におけるタブー等
* 政治的な議論、特に過去の問題には触れない方がよい。
* 王族に対する畏敬の念が厚い国民であるため、王族に対する言動には十分注意する。
* 個人の人格についての批判は、避けたほうがよい。
* プライドが高く、メンツを重視する国民であることから、人前での非難や侮辱はしないこと。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
一般的に対日本人感情は悪くないが、お金を持っていると思われているので金銭要求は頻繁。
警察官も例外ではなく、渡すもの次第で態度が変わることはよくあり、総じて「あまり信用できない」といえる。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
長距離バスは、バス会社によりまちまち。外国人がよく利用するバス会社はある程度時間の正確さが保たれている。
飛行機は、概ね予定通り運航されている。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし

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【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
アンコール等の遺跡、骨董美術品。

◆ 国外持ち出し規制品
骨董品

◆ 現地通貨の持ち出し規制
特になし。

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【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか？
〔回答〕
◎ 本体について
　個人使用分に限り持ち込み可。販売は禁止。

◎ タバコの葉の部分について
　成人1人あたり、最大400本(2カートン)まで

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか？
〔回答〕
　超過分は没収
　罰金については明確な規定はなく、税関職員の判断による。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕


◆タバコ事情（紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共）
法律では屋内・屋外とも喫煙は禁じられていませんが、施設によって喫煙エリアが異なります。
ホテルには禁煙ルーム、喫煙ルームがありますが、客室は全面禁煙のホテルが増えてきています。
レストラン内はほぼ禁煙。指定された喫煙所では喫煙可能。
水タバコは禁止。

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【 その他情報 】
* 日本円から現地通貨への両替は可能ですが、再両替はできません。
　カンボジアから出国する際に余った現地通過はUSドルへの両替をお勧めします。
　
* VISA、MasterCard等の表示があるATMからはクレジットカードによるキャッシングが可能です。
　手数料は会社により4〜6％程度。

* 日本人を狙った無許可ツーリストガイドによる事件が発生しています。
　勝手にガイドを始め、最終的に法外な金額を請求してくるというものです。
　ガイドの制服を着ていても、ガイド許可証や名札を持っている者以外は信用しないこと。

* 毎日のように交通事故を目撃するほど、とにかく交通事故が絶えません。
　大通りを渡る際はもちろん、歩く際は車やオートバイに十分注意すること。

* 夜間を中心に昼間でもスリやひったくり事件が頻発しています。　
　特にトゥクトゥクの乗車中は警戒心を高めること。
　少しでも夜遅くなった場合はメータータクシーを利用するのがよい。

* 遺跡の中にも多くのスリがいるので、観光中も貴重品の管理には十分気を付けること。