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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東南アジア

ホーチミン [ Ho Chi Minh City ]

ベトナム [ Socialist Republic of Vietnam ]ベトナムの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
現在タクシー会社は10社ほどあり、ほとんどがメーター制。いずれのタクシーにも屋根の上にTAXIの表示、また車体に社名と電話番号が書かれている。
ただし、昨今、正規のタクシー会社(特に下記の2社)の外観を真似た白タクが増えており、特にベンタン市場に偽タクシーが多く見られる。
流しのタクシーではなく、大型ホテルのロビーなどでメータータクシーを呼んでもらうほうが確実。
流しのタクシーを利用する場合は、乗車前にタクシー会社の名前と車体に表記されている電話番号を確認するなど、正規のタクシーであることを確認する。
シクロ(三輪自転車を使った人力車)、バイクタクシー等もあるが、料金交渉が必要であることやトラブルも多いので、旅行者の利用はお勧めしない。
※最近では、配車アプリ (GRAB) が普及し、タクシーを手配する手段になっている。

〔代表的なタクシー会社と料金のめやす〕※2021年2月現在
下記2社は、比較的安全なタクシー会社。
* MAI LINH COMPANY --- TEL: 028-3838-3838
 初乗り料金: 10,000ドン(300mまで)

* VINA SUN COMPANY --- TEL: 028-3827-2727
 初乗り料金(500mまで): 4シーター車 11,000ドン、7シーター車 12,000ドン
 前方と後方にクーラーのある新型車は 17,500ドン加算

両社とも、初乗り料金以降、1kmあたり15,000〜18,000ドン程度が加算されて行く。
◎空港〜市内ホテル(1区): 約200,000ドン(約1,000円)

◆ 特殊な交通規制等
交通規制がないために、バイクや自転車で非常に混雑している。
バイクに乗る際はヘルメットの着用が義務付けられている。
レンタルバイクはパスポートを預けることによって簡単に借りることができるが、日本発行の国際運転免許証では運転できない上、トラブルや事故も多いので利用はお勧めしない。

◆ 公衆電話のかけ方
現在、町中には公衆電話はほとんど設置されていない。郵便局には公衆電話が設置されている。
電話はカード式で、雑貨店や郵便局で購入可能。
郵便局からベトナム国内に電話する場合は、基本料金が一通話(約3分間)1,200ドン。(以降は400ドン/分)
空港では一通話(約3分間)2,000ドン。携帯電話にかけた場合さらに料金は高くなる。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設や国境地域には、立ち入らないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設とその周辺地域、空港、港、橋などの写真撮影はしないこと。

◆ 歓楽街での注意点
* 道を知らなくても表情に出さないこと。
* いかがわしい誘いには乗らないこと。
* 見知らぬ人に声をかけられてもついて行かない(いかさま賭博に巻き込まれるケースが増えている)。

◎賭博詐欺(外国人)に注意
旅行者がよく利用するホテルやバックパッカー街などで賭博詐欺の被害が発生しております。
相手はフィリピンなど近隣諸国から来たと名乗る外国人で、「その服すてきね」など気軽に声をかけてきては仲良くなり、賭博に誘うという流れです。
見た目も普通の外国人観光客のため気を許しそうになりますが、怪しげな誘いには決して乗らぬよう、十分気を付けてください。

◆ 治安の悪い地域
ホーチミンは他のベトナムの都市に比べると、治安はあまり良くない。
ドンコイ通り、グエンフエ通り、パスター通り、ベンタイン市場付近にてひったくりが多発している。
バッグやスマートフォン、ネックレスなど、容赦なくバイクで奪っていくので、貴重品はしっかりと抱え、周りに隙を見せないよう十分気を付けること。

◆ 注意すべき慣習等
軽々しく政治的な批判をしない。
その他、常識の範囲内の行動をしていれば問題ない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 賭博行為はベトナム国内でも犯罪であるため、誘われても絶対に断ること。
* ベトナムでは買春が刑法で禁止されており、違反すると罰金・懲役刑等が科される。また、検挙されるとパスポートを保管され、処分が決定されるまで出国できなくなるので、絶対に違反しないこと。
* ヤミ両替は違法。両替は銀行等正規の両替所で行うこと。
* 入国時の税関通過の際、性的な女性の写真が載っている雑誌を持っていた場合、没収・罰金が科せられることがある。日本では普通に売られている週刊誌であっても、ベトナムでは違反となるので注意する。

◆ 日常会話におけるタブー等
政治に関する話はタブー。政治体制や国情等に関し、批判的な言動をとらないこと。
ベトナム人は個人主義。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
特に問題はない。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道は時々不正確。バスは発着時間が決まっていない。飛行機もスケジュール変更の可能性が高い。事前チェックは必須。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETROやホーチミン日本商工会、日本人学校等の組織はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
銃、爆発物、麻薬、骨董品、ベトナム人のモラルに悪影響を及ぼすおそれのある出版物、写真、ビデオ等。

◆ 国外持ち出し規制品
宝石、金類。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
現金5,000USドル(あるいは同額相当の外貨)、または現地通貨1,500万ドンのいずれかを超える金額を所持する場合は、出入国時に空港で税関申告する必要がある。入国時にこの申告をせずに、出国時に上記の額を超える現金を持ち出そうとした場合は、所持金を没収される。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 可能。機内持ち込み荷物として個人使用のもののみ。

◎ タバコの葉の部分について
 可能。通常のタバコと同じ条件になります。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 没収。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 ベトナム国内での使用については、特に制限はありません。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテルは公共の場所(屋内)はほぼ禁煙。屋外は喫煙可能な場所が多い
レストランは室内でも喫煙可能な場所が多い。


【 その他情報 】
◎日本円から現地通貨への両替について
銀行または空港周辺や市内の両替所で両替可能。 
〔注意〕市内の許可を取得していない換金所での両替は違法です。
ATMでの日本のクレジットカード使用したキャッシングサービスも利用可能。

◎テト正月期間は多くのお店がお休み
ベトナムのお正月は旧暦を採用しており、毎年1月下旬から2月初旬の1週間ほどが正月休みです。
テト正月期間中は、多くのレストランやショップが休みになります。
知らずに訪れるお客様もいらっしゃいますが、せっかくのご旅行の楽しみが半減してしまいますので、ご旅行の前には、テト正月やベトナムの祝祭日をご確認ください。
また12月から旧正月が始まるまではイベント等で交通渋滞が通常よりもひどくなります。移動は時間に余裕をもって早めに行動することが肝心です。

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