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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- カリブ・中米

カンクン [ Cancun ]

メキシコ [ United Mexican States ]メキシコの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
白のボディーに緑のラインが入っており、分かり易くTAXIと表示されている。運転手のマナーは良くない。
流しのタクシーはメーターが無いため、乗車前に交渉が必要。
政府発行の料金表はあるが、旅行者には高く請求することもあるので、乗車前に必ず料金を確認すること。
空港〜ホテルゾーン間の移動は、ゾーン別に料金が定められている。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
* 市内(ホテルゾーン)の移動: 約150〜200ペソ
* 空港〜ホテルゾーン間: 約1,000〜1,800ペソ (専用車、3名まで)
* 空港〜ホテルゾーン間: 約300〜500ペソ (混載料金)

※ホテル、ショッピングセンターなどに待機しているタクシーは流しのタクシーより約1〜2割割高。
※何か特別なことをしてもらわない限り、チップは不要。

〔代表的なタクシー会社〕
* SINDICATO DE TAXISTAS --- TEL: 998-888-6990

◆ 特殊な交通規制等
* 運転が乱暴なので十分注意する。横断信号が青になっても、信号が変わった直後に突っ込んでくる車もいるので、左右を確認してから渡ること。方向指示器を作動させない運転手や、整備不良でブレーキライトが点灯しない車も多数。
* 歩行者も車の直前・直後で道路を横断するので、運転者も注意が必要。
* 飲酒運転取り締まりに関しては厳しいので、飲酒運転は絶対に行わないこと。

◆ 公衆電話のかけ方
街中には公衆電話が残っている。ほとんどがテレホンカード式。
テレホンカード(LADA TEL)の種類: 20、30、50、100ペソの4種類。
メキシコの場合、度数ではなく価格になる。かけ方は日本と同じ。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
ホテルゾーン内には立入禁止地域は無い。
その他では、軍関連施設や行政管轄区域、私有地、国境地域等は無断立入禁止。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍の管理している地域、政府の建物、空港施設、石油施設等にはカメラを向けないこと。
美術館・博物館は事前に確認の必要あり。遺跡関係は有料。TV撮影は事前許可が必要。
インディオや貧しい部落は撮影禁止。
遺跡や観光地でドローンおよびGO PROでの撮影が禁止されているところや、携帯電話での撮影のみが認められている場所などもあるので事前に調べて行くほうがよい。

◆ 歓楽街での注意点
麻薬、売春行為は行わない。
公衆の面前で現金をみせびらかさない。
ハイシーズンには、中南米から軽犯罪を行う外国人が集まることもあるので注意する。

◆ 治安の悪い地域
ダウンタウンのR232、233、251、252地区は、昼間でも強盗が出るほど危険だが、カンクンはホテルゾーンとダウンタウンがはっきり分かれているので、旅行者が行くことは基本的にない。
ホテルゾーンでも置き引き、ひったくりに注意する。

◆ 注意すべき慣習等
メキシコ人はプライドが高いので、プライドを傷つけるようなことは言わない、しない。
レストラン内でのゲップは最も行儀の悪い行為とされるので厳禁。
スープや麺類を食べる際に音を立てない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
公共のビーチや道路、観光施設内など、公共の場所での飲酒は法律で禁じられている。
旅行者であっても逮捕されることがある。
飲酒運転は、大変厳しく処罰される。

◆ 日常会話におけるタブー等
一般的に政治思想、宗教観に関しては、深入りしない方がよい。
メキシコ人は会話の中に笑話・小話(チステ)を多くはさんで楽しむので、そういう話を何か知っておくと、会話のとき、よい雰囲気をつくれる。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
信頼度ほとんどなし。
日本人は金を持っていると見られ、交通警察官による賄賂の要求や警察官による脅迫、たかり、詐欺等の犯罪も発生している。
なお、交通警察はトラブルの解決はしてくれない。
交通と犯罪は警察が組織的に分かれている。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
飛行機の発着時間はだいたい正確(航空会社による)。
ハイウェイバスはだいたい正確、ローカルバスに時刻表はない。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
旅行者が連絡できるような組織・団体はないが、日本人スタッフによる日本語対応可能なホテルが増えている。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
ワシントン条約で禁止されている物、遺跡に関する出土品及び工芸品、国宝に指定されている物、ドラッグ、銃器類

◆ 現地通貨の持ち出し規制
US$10,000以上は申告が必要。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み不可

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み不可

2) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
 2020年2月20日より、メキシコへの電子タバコの持ち込みは一切禁止となりました。従って、電子タバコを持ち込んでしまった場合は没収に加え、状況によっては罰金が科される場合もあります。
電子タバコの愛煙家の方は、ご注意ください。

◆ タバコ事情(紙巻きタバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテルでは基本的に施設内では禁煙。
レストランは喫煙可能な場所が多い。


【 その他情報 】
◆ 通貨について
* 通貨名: メキシコペソ
 現在、以下の通貨が使用されている。(1ペソ=100センターボ)
 コイン: 10、20、50センターボ、1、2、5、10ペソ。 (センターボコインはあまり使われない。)
 紙幣: 20、50、100、200、500、1,000ペソ
※ペソ表示は「$」、USドルは「$」の縦線が1本多い表示、もしくはUSの記号が入る。
 紛らわしく間違えやすいので注意が必要。

* メキシコ国内では、従来メキシコペソだけではなくUSドルも幅広く流通していましたが、メキシコ政府によりUSドルの流通を制限する方針が出されています。この方針により、メキシコ国内で以前のようにUSドルでの支払いはできなくなっていますが、カンクンではUSドルでの支払いも受け付けるところが比較的多いです。

* ホテルでのUSドルからメキシコペソへの両替に関しては、両替金額に上限を設けたり、両替自体を受け付けない等、ホテルによって対応はまちまちです。ホテルで十分な額の両替ができない場合は、市中の両替所(Casa de cambio)にて両替する必要があります。(ただし、外国人は1ヵ月US$1,500という両替の上限金額が設定されています。)

* 日本円からの現地通貨への両替が可能な場所もありますが、レートが悪いのであまりお勧めは致しません。

◆ クレジットカード利用時の注意
レストラン、ショッピングモール等、基本的にVISA、 Mastercard、AMERICAN EXPRESSが主流です。
クレジットカード利用時に銀行手数料がかかる場合もあります。(レストランやホテルでは一般にかかりません)
米国ほどのカード社会ではありませんので、ご利用の際はご注意ください。
JCBカードは、AMERICAN EXPRESS取扱い店舗で利用可能、ダイナースカードはほぼ使用不可。

◆ その他、旅行者への注意事項
* ナイトクラブ等で日本人女性が誘われるケースが増えています。トラブルに巻き込まれないよう、くれぐれもご注意ください。
* 高級レストランの増加に伴い、ドレスコードのあるレストランが増えています。ドレスコードに問題が生じない服を準備することをお勧めいたします。
* 空港到着ゲートやホテルゾーン内での"Timeshare"(会員制リゾート)勧誘の呼び込みには決して関わらないよう、ご注意ください。

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