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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 南米

ブエノスアイレス [ Buenos Aires ]

アルゼンチン [ Argentine Republic ]アルゼンチンの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

■ タクシー
ブエノスアイレス市内のタクシーは、車体が黒で屋根が黄色と統一されている。
市内の一般タクシーには、個人タクシーと無線タクシー(RADIO TAXI)があるが、個人タクシーは外国人や観光客とわかると料金をごまかす運転手が多いので、できれば流しのタクシーは避け、無線タクシーを呼んだほうがよい。
流しのタクシーを拾う場合も、屋根やドアにRADIO TAXIと表示されている無線タクシーを選んで乗車するとよい。
空港から市内へ向かう場合は、レミース(REMIS)と呼ばれる空港ハイヤーが、料金が割高ではあるが比較的信頼できる。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 初乗り料金: 59.50ペソ〜、以降200mもしくは1分毎に5.95ペソが加算される。
 夜間〜早朝の時間帯(22:00〜06:00)は、20%料金が加算される。
 空港〜市内ホテル: 1,200ペソ(高速道路料金別途、約80ペソ)

料金は、メーターに表示された金額を支払えばよい。
※おつりに偽札が多いので気をつける。

〔代表的なタクシー会社〕
* RADIO TAXI ALO --- TEL: 011-4855-5555
* RADIO TAXI PREMIUM --- TEL: 011-5238-0000
* RADIO TAXI PIDALO --- TEL: 011-4956-1200

◆ 特殊な交通規制等
市内はほとんどの道路が一方通行となっている。
タクシーと公用車の規制はないが、タクシーは入れるがハイヤーは許可がないと入れない所もあるので注意が必要。
車両が優先されているので、道路を横断する際は青信号であっても左右の確認をしてから渡る配慮が必要。

◆ 公衆電話のかけ方
現在では公衆電話はほとんど見かけない。
LOCUTORIOと呼ばれる公衆電話屋(主にキオスコと併設)で、係員に指示されたブースで電話をかけることができる。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、連合政府、州政府、市役所、警視庁、消防署が立ち入り禁止と定めた地区。
軍や警察関係の場所は特に注意を要する。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
空港内の出入国管理、軍施設内外、警察署内等。

◆ 歓楽街での注意点
* 麻薬は買わない、使わない。妙に慣れ慣れしい連中は相手にしない。
* 日本人に狙いを定めていると思われる「マスタード強盗」(わざと衣類を汚し、汚れをふき取るのを装いスリ・ひったくりを行う)等の盗難が発生しており、注意が必要。連中の服装は決まって正装であることが多い。もしかけられてしまったら、慌てずにそのグループから離れることが先決。
* 観光客と分かるとひったくりに狙われやすいので、カメラを手にぶら下げて歩いたり、スマートフォンを操作しながら歩いたりすることは避ける。また、スマートフォンを路上やカフェのテラス席などでいじらない。
* 外出時にはネックレスや高級時計の類は身に付けない。
* パスポートが不要な場合は、コピーのみ持ち歩くようにする。

◆ 治安の悪い地域
貧民街(VILLA MISERIA/ビシャミセリア)周辺では、ひったくり、置き引き、強盗傷害事件等が頻発している。
市内セントロ地区のサン・マルティン広場、5月広場、フロリダ通り、オベリスコ等の観光名所も治安は良くない。
時間帯としては夕方〜夜中よりも、人通りの少ない早朝が一番危険。公園などで早朝ランニング等をしないこと。

◆ 注意すべき慣習等
* 教会内では帽子を取り、大声で話さないこと。他の宗派の悪口等は慎む。ミサ等では写真を撮らない。
* 日曜、祭日は一部の店やショッピングセンターを除いて休業。土曜は半日営業である。
* 22時以降の女性の一人歩きは勧められない。
* スペイン語の「coger」という言葉(取る、つかむの意味)は、スペインでは良く使われるが、南米では性的な意味を含むので使わない方が良い。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
特になし。常識の範囲内で行動していれば問題なし。

◆ 日常会話におけるタブー等
一般的な会話においてタブーは少ないが、倫理的な話、宗教的な話等は比較的敬遠される。
全般的にはのんびりと穏やかだが、サッカーの試合等でエキサイトすると急に人が変わったように荒くなったりすることも多い国民性なので、注意が必要。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
全体として市警察への信頼性は低い。日本人としての特別対応はなく、一般市民同様である。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道は市内のレティーロ駅、コンステイトゥシオン駅、オンセ駅等のごく一部の路線を除き、ほとんど営業していない。
長距離バス及び飛行機の発着時間は比較的正確である。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JICA(国際協力機構)、日本人会(在亜日系団体連合会)、日本人学校等の組織・団体はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
ワシントン条約にて規制、禁止されている品目。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
ペソの持ち出しは制限なしだが、US$10,000相当以上であれば申告が必要。
(米ドルの場合はUS$10,000の持ち出し制限がある。)


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
輸入、製造、販売は禁止されているが、購入と使用は禁止されていない。

◎ タバコの葉の部分について
同上。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
罰金(金額不明)と没収の可能性がある。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕

◆ タバコ事情(紙巻きタバコ、電子/加熱式タバコ共)
禁煙法により公共建築、職場、ホテルやレストラン等の閉鎖空間は禁煙。テラス等の屋外は喫煙。
電子タバコは紙巻タバコと同じ扱い。


【その他情報】
* ブエノスアイレスの地下鉄には、日本で使われていた丸ノ内線などの旧型車両が走っています。

◆ その他旅行者へのアドバイス
* 必ずUSドル現金を持参すること。いざというとき現地通貨ペソにすぐ換金できるだけでなく、ホテル以外にも観光客が立ち寄るような店では、USドルで支払いが可能なことが多い。(2021年2月現在)
日本円を換金できる両替所はあるがレートは悪い。また、アルゼンチンペソを日本円に戻すのは難しい。

* 道端での両替は避けること。

* ホテルや観光地などではクレジットカード利用可能。(AMEX、VISA、MasterCard)
キャッシングも基本的に可能。
セキュリティーの関係で、海外でクレジットカードを利用する際に支払い承認が下りないことが時折あるため、事前にクレジットカード会社へ海外旅行へ行くことを伝えておくとベスト。

* 海外旅行保険は日本で加入すること。ケガや病気、その他トラブルに遭遇した場合を考慮すると保険加入は絶対に必要。

* サッカースタジアムへサッカー観戦に行く際は、ユニフォームでは行かないこと(特にアウェイ側)。

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