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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

アムステルダム [ Amsterdam ]

オランダ [ Kingdom of the Netherlands ]オランダの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
正規のタクシーは青のナンバープレート。アムステルダム市のオフィシャルロゴと会社名のランプが車体の上にあり、車内の見えるところにメーターとタクシー営業許可証がある。
タクシー料金にはサービス料が含まれている。但し、メーター料金からのお釣り程度の小銭はチップとして渡すのが習慣になっている。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 基本料金: 3.26ユーロ(初乗り 7.5ユーロ〜)
 追加料金: 1km毎に2.40ユーロ加算
◎空港〜市内中心部(ダム広場)間 --- 約50〜55ユーロ程度

アムステルダムのタクシーは、以前は乗客に対し親切・丁寧で特に問題はなかったが、近年タクシードライバーの質の低下が問題になっている。ぼったくりの被害にあったという声も聞かれるので、乗車時に行き先までの料金の目安をたずねたり、必ずメーター走行をしてもらうといった基本的な心構えを持っておくとよい。
サービス・質について一定の基準をクリアしたタクシーには、「T☆K」という文字の入った青色のステッカーが車両の前後の窓ガラスに貼られている。できれば、このステッカーのあるタクシーに乗車するほうが良い。

◆ 特殊な交通規制等
右側優先。交差点には一旦停止の表示があるが、ない場所もあるので要注意。
オランダは自転車道が発達しており、自転車道では自転車が歩行者より優先されるので、できれば自転車専用レーンを歩かない。歩道がない場合は十分に気を付ける。
道を横断する際やバスを降りる際には必ず左右を確認すること。

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式: 20セント、50セント、1ユーロ、2ユーロ硬貨が使用可能。
テレフォンカードの種類: 5ユーロ、10ユーロのカードがある。
テレフォンカードは、郵便局やキオスク(書店)で購入可能。現在ある公衆電話の多くがカード式。
公衆電話から国際電話をかける場合はテレホンカード利用不可、プリペイドカードを買ってかける必要がある。ホテルからも国際電話をかけられるが通話料金が高額になるのでプリペイドカードを購入してかけた方が良い。プリペイドカードは売店や空港などで購入可能。
※近年は公衆電話の数が少なくなっており、多くの人が携帯電話を使用している。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
赤線街(ニューマルクト周辺)、バーなど。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
飾り窓周辺での写真撮影は法律により禁止。

◆ 歓楽街での注意点
見学だけにし、バーなどには絶対入らない。
町中で見知らぬ人に声をかけられても、話をせずやり過ごすこと。
小銭で支払うようにし、財布の中を見せない。一度見せると後をつけてくるので注意。
飾り窓のガイドツアーは禁止。深く知りたいという方には売春博物館に行くことをお勧めします。

◆ 治安の悪い地域
一般的にオランダは安全だと言えるが、アムステルダムやロッテルダムのような大きな町では注意が必要。
特にアムステルダム中央駅構内およびDamrak通り(駅からダム広場の間)。
飾り窓(ダム広場東側)には、麻薬の売人や浮浪者等が集まるので要注意。
空港、列車内、ホテル、レストラン等、あらゆる場所でスリや置き引きに注意。
外国ナンバーのバスはターゲットになりやすいので、貴重品等はバス内において出ないこと。

◆ 注意すべき慣習等
列車によってはサイレント車両があり(窓ガラスにSILENCEと書いてある)、その車両内では大声で話すことや携帯電話の使用は禁止されています。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
自動車でのスピード違反。自転車法規の違反(装備不十分、信号無視、ライト不点灯等)。
車を運転中に携帯電話で話す、また不必要にクラクションをならすと罰金の対象になります。
車は歩道ぎりぎりを走らないこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
人種や宗教、同性愛者や性産業従事者に対して等、あらゆる差別的発言は避けること。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
親切、丁寧。警察では全て書類で処理する。
盗難にあった場合は警察で保険用のレポートを作成してもらうことになるが、警察が盗難品を探し出したり泥棒を逮捕するというようなことは期待できない。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
概ね正確だが、日曜や祝祭日は乱れる傾向にある。(週末は列車の本数が少なくなる路線もある。)

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
旅行者のための組織はない。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
麻薬、象牙や剥製等のワシントン条約にて規制・禁止されている品目、動物。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
10,000ユーロ相当額(外貨、トラベラーズ・チェックなどを含む)以上は申告が必要。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能。機内持ち込みに際しては、航空会社の規定に従うこと。

◎ タバコの葉の部分について
 成人1人あたり、最大1カートン(200本)まで持ち込み可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 200本を超える場合は申告・納税。
 申告なく持ち込みが発覚した場合は、没収に加え罰金が科される。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 オランダ国内の喫煙ルールに準ずること。(通常の紙巻タバコと同様の扱い。)

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
スキポール空港内は完全禁煙。
公共の場は禁煙です。カフェやレストラン、バーなど飲食店での喫煙も禁止されています。
オランダ政府は喫煙率を5%以下にする目標を掲げており、2022年からの自動販売機禁止も決まっています。
ホテルは一部喫煙できるところもありますが、少なくなっているので確認が必要です。


【 その他情報 】
◆ 両替・クレジットカード情報
空港や銀行、ホテル、民間の両替所など様々な箇所で両替することができますが、オランダは基本的にレートが悪いため、なるべく日本で両替をお勧めします。
両替の際にかかる手数料は店舗によって違うので良く確認してからご利用ください。
オランダはキャッシュレスが進んでいるので、現金(ユーロ)が使えない店舗もあります。
クレジットカードはほとんどの店舗で使えますが、一部の店舗ではデビットカードのみ使用可能な場合もあるので注意が必要です。ただし日本のデビットカードは使えません。

◆ 電源プラグ
電圧は230Vで、プラグはBタイプかCタイプ、またはSEタイプ。
日本国内用の電化製品を使用する場合は変圧器とプラグアダプターが必要ですが、デジタルカメラ、PC、携帯電話などはアダプターを付けるだけで使えることが多いので、説明書を確認してください。

◆ 郵便
オランダの郵便局はPost NL。一般的な営業時間は月〜土曜の09:00〜17:30。雑貨店や本屋に併設されている郵便サービスカウンターも多く、切手の購入や小包の発送もできる。
【郵便料金】日本へのエアメールの場合、はがき、封書(20gまで)ともに、1.50ユーロ。4〜7日ほどで到着。プライオリティー Priorityのシールを貼るか、専用の切手を購入すること。
詳細: http://www.postnl.nl/



オランダにおいて「マリファナ」等のソフトドラッグが合法との認識がありますが、厳密には「違法だが取り締まらない」というニュアンスになっています。
近年、法(条例)改正があり、基本的に市内の公園や駅、その他定められた場所以外での屋外においてのマリファナ喫煙は違法となり、処罰の対象となる。これらのドラッグを購入・使用する等の行為は、トラブルに巻き込まれる原因にもなるので、絶対に手を出さないこと。
なお、ヘロインやコカイン等のハード・ドラッグの使用・販売は全面的に違法であり、違反者に対する取り締まりも厳しく実施されている。

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