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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

イスタンブール [ Istanbul ]

トルコ [ Republic of Turkey ]トルコの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。
日本と同様に流しのタクシーが拾える他、市内のタクシー乗り場かホテルに呼び出して乗車するのが一般的。
イスタンブールのタクシーは、黄色(通常のタクシー)、青色(ハイグレードタクシー)、黒色(高級タクシーVITOタイプ)の3種類。
運転手はほとんど英語を話せない。
不当な料金を請求する悪質な運転手もいるため、乗車の際はメーターが初乗りにセットされているかを確認すると共に、経路にも注意が必要。
〔料金のめやす〕※2021年2月現在
・黄タクシー
  初乗料金: 最低料金10TL(ただし乗車時のメーター表示は4TL)
  加算料金: 100m毎に0.250TL(1km毎に2.50TL)、1分毎に0.385TL(1時間 23.10TL)
・青タクシー
  初乗料金: 最低料金11.50TL(ただし乗車時のメーター表示は4.60TL)
  加算料金: 100m毎に0.288TL(1km毎に2.88TL)、1分毎に0.442TL(1時間 26.57TL)
・黒タクシー
  初乗料金:最低料金20TL(ただし乗車時のメーター表示は8TL)
  加算料金: 100m毎に0.500TL(1km毎に5.00TL)、1分毎に0.770TL(1時間 46.20TL)
◎空港〜市内(旧市街)ホテル:約225TL(約30米ドル)

※乗車時、メーターには最低料金より低い金額が表示される。
 降車時にメーター表示が最低料金以下の場合でも、乗客は最低料金を支払わなければならない。
例) 黄タクシーの場合:
 降車時のメーター表示 5TL → 降車時には最低料金の10TLを支払う。
 降車時のメーター表示 15TL→ 降車時にはメーターに表示された料金を支払う。

〔イスタンブールのタクシーについて〕
イスタンブールには日本の様な大きなタクシー会社はない。
数台から数十台のタクシーを統括している、タクシードラウ(タクシー乗り場)がタクシー会社といえる。タクシードラウは、主なホテルの近くや住宅地の中に無数にある。

◆ 特殊な交通規制等
道路事情、交通マナーともによくない。
信号無視や一方通行逆走、猛スピードで乱暴な運転をする車両が多数見受けられます。
車の運転が非常に乱暴で込み合っているので、特に道路を横断するときには十分気をつける。

◆ 公衆電話のかけ方
テレフォンカードをTURK TELECOMのお店で購入。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
トルコ南東部の「暫定的警備区域」(Provisional Security Zones)への立ち入りは、トルコ軍により禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍や警察関連施設のほか、空港内や国境も写真撮影が禁止されている。

◆ 歓楽街での注意点
バー等へ行った時は必ず料金を確認すること。メニューのない店での飲食は避けた方が無難。
いわゆる「ぼったくりバー」の被害が多数発生しています。
また、客引きには絶対についていかないこと。

◆ 治安の悪い地域
早朝、または夜遅くの単独行動には特に気をつける。昼間でも人通りの少ないところは避けること。

◆ 注意すべき慣習等
イスラム教徒に豚肉の入った食べものは勧めない。
寺院では、肌や髪を露出する服装はタブー。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 旅行者はパスポートの携行が義務付けられている。
* 禁煙法により、屋内、公共交通機関(タクシー含む)、レストラン、バー、カフェ等での喫煙は禁止されている。
 違反した場会は、罰金が科されています。

◆ 日常会話におけるタブー等
* 国民のほとんどがイスラム教徒なので、イスラム教批判や宗教論議は行わないこと。
* トルコ建国の父、ケマル・アタチュルクを冒涜するような行為は処罰の対象となります。
* 飲酒は自由だが、泥酔、酩酊して他人に迷惑をかけると罰則がある。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
概して警察は居丈高で不親切。但し、日本人に対する国民のイメージは大変良いので、親切にされることもある。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
* 飛行機・長距離バスはかなり正確。鉄道はかなりルーズ。
* 市バスはダイヤがあってないようなもの。
* バス運転手は道路混雑等により、決まったバス停に勝手に停車しなかったり、既定の道以外を使用することもあるので注意が必要。降りたい停留所をあらかじめ運転手に伝えておくとよい。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETRO(日本貿易振興機構)、イスタンブール日本人会、イスタンブール日本人学校等の組織はあるが、いずれも旅行者のための組織ではないので、連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
「文化財及び自然保護法」があり、違反者には厳しい罰則がある。
骨董品の国外持ち出しは禁止されている。また芸術品や美術品(手製の絨毯を含む)等の持ち出しには、当局の許可が必要。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
なし。但しUS5,000ドル相当以上のトルコ通貨や外貨の持ち出しは禁じられている。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 明確な規定なし (2019年4月現在)

◎ タバコの葉の部分について
 明確な規定はないが、空港係員の判断により没収される場合もある。(2019年4月現在)

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 明確な規定なし (2019年4月現在)

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 トルコでは電子タバコが普及していないため、リキッド・リフィルはほとんど販売されていない。
 紙巻きタバコ同様、屋内での喫煙は禁止されています。


【 その他情報 】
* 両替について
空港、ホテル、市内の両替所のいずれの箇所でも日本円からトルコリラへのの両替可能。
主要クレジットカードは殆どの場所で利用可能。
ATMでのキャッシングも可能。
一部日本円やドルのまま受け付けてくれる店もあるが、原則はトルコリラ決済。

* 宗教上の休日「シェケルバイラム」(3日間)と「クルバンバイラム」(4日間)には多数の商店が休業します。
 観光地も例外ではなく、休館や半日開館となることが多いのでご注意ください。

* 安い絨毯に高値をつけて売りつける、絨毯の購入に関する詐欺が多数発生している。
 絨毯購入の際は、信頼のおける店で購入すること。

* タクシー料金の不当請求やスリ、置き引き、ひったくり、警察官を名乗った詐欺も多数発生しています。十分注意しましょう。

* 薬物犯罪に巻き込まれないよう注意!
 トルコは薬物密輸ルートとなっているため、厳しい取り締まりが行われています。
 薬物犯罪に巻き込まれないためには、他人から荷物の運搬を頼まれても引き受けないこと。
 鎮静剤等、医薬品で麻薬類の成分を含有するものを持ち込む場合は、嫌疑を避けるため、医師の診断書や使用許可証を持参した方がよい。

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