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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- アフリカ

カサブランカ [ Casablanca ]

モロッコ [ Kingdom of Morocco ]モロッコの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
空港〜市内間は、固定料金で乗合制の「グラン・タクシー」のみ運行している。屋根の上に黄色の「TAXI」の表示、及びドアの横に「Grands Taxis」の印がある。空港を出たところにあるタクシースタンドから乗車する。
乗り合いが嫌な場合は、1台分の料金(約250DH〜)を払えば貸し切りも可能。
グラン・タクシーに乗る際は必ず料金を確認してから乗ること。
一方、カサブランカ市内は、メーター制の「プチ・タクシー」が運行している。赤色の車体の屋根の上に「Petite Taxis」の表示が四辺にされている。ちなみにプチ・タクシーは都市によって色が違う。
プチ・タクシーは、乗ったらメーターを作動させているか確認すること。
多くのドライバーはアラビア語かフランス語のみで、英語が通じるドライバーは少ない。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
* グラン・タクシー (Grands Taxis)
 固定料金制。深夜割り増し料金あり。
 空港〜市内間 約250 DH〜350 DH程度。
* プチ・タクシー(Petite Taxis)
 メーター制。初乗り料金 2DH程度。深夜料金(20:00〜06:00)は50%増し。

〔代表的なタクシー会社〕
 なし。すべて個人タクシー。

◆特殊な交通規制等
車は右側通行。交差点では右側から来る車を優先させるのが原則。
交通マナーも決して良いとはいえないため、道路を横断する際は注意が必要。信号はあってないようなもの。歩行者優先という考えはない。
特にラマダン期間中の日没間際は、帰宅を急ぐ人で車もバイクも人も多く、帰宅を急ぐあまり運転が荒くなるので注意する。
また、この時間帯はタクシーも拾い難くなる。

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式とカード式がある。カードは街中の売店で購入可だが、カード式はほとんどない
使用コイン: 1DH、2DH、5DH、10DH
使い方は日本と同じ。
なお、街中には電話がかけられるスタンドも数多くある。料金は電話終了後に払うシステム。安価で利用しやすい。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、国境地域。
その他、一般開放されていないモスク(イスラム寺院)へはイスラム教徒以外のの立ち入りは禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、警察、空港、モスク(イスラム寺院)内部、国境周辺地域等での写真撮影は禁止されている。
一般的に、女性は写真を撮られるのを嫌がるので、撮りたいときは一言断ること。

◆ 歓楽街での注意点
* スリやひったくりに気を付ける。
* 夜間の独り歩きはしない。人通りの少ない道は避けること。
* 親しげに声をかけてくる人を相手にしない。特に日本語を話す人には注意。
* 無理な客引きが多くなっているので、必要ない場合ははっきりと意思表示をする。

◆ 治安の悪い地域
メディナ(旧市街)。 新市街であっても、夜は一人歩きをしないこと。

◆ 注意すべき慣習等
路上など、公共の場所では、酔っぱらった姿を見せないこと。
アルコール類をむき出しで持ち歩かないなど、飲酒が禁止されているイスラム教徒への配慮を心がける。
肌の露出の多い服装は控えること。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
麻薬、売買春は絶対にしない。(厳罰が科せられる)
特に男性は街を歩いているだけで「大麻」、「ハシシ」などと声をかけられ、比較的容易に手に入るので注意が必要。

◆ 日常会話におけるタブー等
王室やイスラム教に対する批判的な発言は、控えること。
その他は特になし。常識の範囲の言動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
2012年1月の総選挙にて政府の役人ががらりと変わり、方向としては政治が国民のために行われるようになりました。
それまでは役人や警察などの公務員のみが私腹を肥やし、賄賂の世界でしたが、変わっていく模様です。
現時点では警察=正義の味方とまではいきませんが、これから変わっていくと思われます。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
飛行機、列車、観光客向け長距離バスは、ともに比較的正確。 5〜10分遅れることは多いが、30分以上遅れることは少ない。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
モロッコの通貨 ディルハム(DH)は、原則モロッコ国外持ち出し禁止。
もちろん、記念に数枚のコインを持ち帰る程度であれば、特段問題はない。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
10万ディルハム相当以上の外貨(現金)を持ち出す場合には、持ち込み時に税関から受領した申告書を提示する必要がある。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 個人使用に限り、2つまで持ち込み可能。
 
◎ タバコの葉の部分について
 個人使用に限り、200本まで持ち込み可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕


3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
空港や鉄道は禁煙ですが、カフェやレストランは喫煙可能な場合が多い。
ホテルに関しても、モロッコでは禁煙・喫煙ルームの区別の無いホテルがほとんど。
タバコはキオスクで購入可能。
モロッコはタバコに寛容な国ですが、ラマダン中は屋外での喫煙を控える。


【 その他情報 】
* 日本円から現地通貨への両替について
日本円からモロッコディルハムへは空港、銀行、町の両替所、ホテルで可能。
ただし、ディルハムから日本円への再両替はできず、ユーロもしくはUSドルへの両替となるため、必要な分だけ両替する方がいい。

* クレジットカードが使用できるところは
- 全国展開しているスーパーマーケット(Marjane, ACIMA, Carrefourなど)
- 都市の大型ショッピングセンター
- 高単価の土産物店(絨毯、アルガンオイルなど)
- 都市部の高めのレストラン
- 高級スパ
- 高価格帯のホテルやリヤド

スーク内やローカルカフェやレストランでは、ほぼ使えない。
使えるクレジットカードは、VISAまたはMasterCard。
AMERICAN EXPRESS、JCBはモロッコではほぼ使えない。

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