---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東南アジア

カンボジア [ Kingdom of Cambodia ]

カンボジアの国旗

国別渡航先速報

カンボジア シェムリアップ / 市内にて発生した「洪水」の影響について

掲載日時:2011年09月27日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

2011年9月中旬にシェムリアップ市内において発生した洪水は、その後も大雨が続き、なかなか水が引かない状況です。このため多くの観光地で支障が出ており、お客様の観光にも影響が出ております。
以下に、現地の最新情報をお知らせいたしますので、ご確認ください。

■ シェムリアップの現在の状況 (9/27現在)
現地時間 本日9月27日(火) 早朝(AM 03:00頃)より再び強い雨が降り始め、雨足は弱まったものの、現在も雨は降り続いております。カンボジアの天気予報によりますと、今週9月30日(金)までは同じような天気が続くとの予想されております。
この影響で、市内や遺跡の中には、ひどいところで大人の腰位の高さまで水が溜まっている場所もあるなど、多くの観光地で支障が出ております。

〔主要観光地等の状況〕
* アンコールワット
 観光可能です

* アンコールトム
 観光可能です。

* タプローム
 豪雨の影響で昨夜大木が倒れ、西側からの入場が不可となっています。
 東側からは、現在のところ入場可能ですが水溜りが多く、今後入場不可になる可能性もあります。

* アンコール遺跡群 大回りコース (プリアカーン、ネアックポアン、東メボン、プレループ)
 ネアックポアンは、入場不可となっています。
 また、東メボン〜ネアックポアンの間の道路も冠水しているため、車両の通行が不可となっています。
 東メボン、プレループは観光可能です。
 プリアカーンは入場出来ますが、アンコールトムの北門から行くルートしかないため、コースターサイズ以下の車両しか通行出来ない状況です。

* アンコール遺跡群 小回りコース (チャウサイデボダ、トマノン、タケウ、タプローム、バンテアイクディ、プラサットクラバン)
 バンテアイクディ西側〜タプロームへの道が冠水しており、大型車両しか通行出来ません。
 そのため、アンコールトム勝利の門からタプロームへ向かう道が大変混みあっており、現在交通渋滞が起こっております。
 勝利の門からは、コースターサイズ以下の車両しか通行出来ない状況です。

* ロレイ
 遺跡前の道路が、車両通行不可となっております。

* バコン、プリアコー
 現在のところ入場可能です。

* ベンメリア
 現在のところ、入場可能です。

* クバールスピアン
 先日、クバールスピアンへ行く途中の川(バンテアイスレイ手前)が急に増水したため、市内に戻って来られず、ヘリコプターで観光客約200名が救出されるという事態が発生いたしました。
 昨日道路状況を確認したところでは、特に問題はありませんでしたが、本日早朝からの雨で川が増水している可能性があるため、お客様の安全を重視し催行を中止しております。

* バンテアイスレイ
 本日午前はバンテアイスレイまでの道は問題なかったようですが、遺跡内はくるぶしが隠れるほどの水が溜まっております。

* トンレサップ湖
 通常利用している「チョンクニア」(シェムリアップの南)という地区のボート乗り場へ続く道が冠水しているため、「ミチュレイ」(シェムリアップの西)地区の乗り場からの催行を検討しておりました。
 昨日道路状況を確認した段階では問題なかったものの、本日午前中には途中の川が増水しているとの情報があったことから、お客様の安全を重視し催行を中止しております。

* シェムリアップ市内
 オールドマーケット、バーストリート、センターマーケットなど、市内中心部は全て冠水しており、車両での進入不可となっております。
 ホテルドゥラペ、プリンスドゥアンコール前の道路も冠水しております。
 国道6号線沿い、遺跡入場券売り場から市内へ続く道(ソフィテル、メリディアン、アンコールクッキーの通り)は、被害はありません。

* レストラン
 以下のレストランは、店舗前の道路が冠水していたり、店舗に被害があるため、ご案内が出来ない状況にあります。
  ・ニューバイヨン
  ・アマゾン
  ・ボパアンコール
  ・ロイヤルベイイン
  ・マスタースキ、
  ・セラントラ
  ・まいさ
  ・ラボルパイヤ   など

 一方、以下のレストランについては、現在のところ店舗には被害は出ておりません。
  ・レスカールドアルテ
  ・アバカス
  ・オッキデー
  ・トロピカル
  ・ロイヤルエンパイヤ
  ・ロータス
  ・イートアットクメール
  ・パラダイスアンコールビラ
  ・クーレン2
  ・銀河
  ・モール   など

いずれの遺跡にも水溜りが出来ていることや、雨が降っている時間が長いことを考慮しますと、足元が濡れることは避けられないと思われます。
これから日本ご出発を予定されている方は、タオル、ゴム製サンダル、長靴、雨具、替えの靴下、シャツなどをご持参されることをお勧めいたします。

なお、カンボジアの天気予報によりますと、9月30日(金)頃まで天気の回復は見込めない模様です。(が、カンボジアの天気予報は、はずれることも多々あります)
現時点では、ご案内出来ない箇所が多いため、ツアーごとに代案をご提示しておりますが、被害状況が進めば代案も限られてしまい、実際の日程とは大きく違った内容になることもございます。
お客様の安全を第一に考慮し判断して参りますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。