ビアラオ製造元のラオブルーワリー社から新製品「ランサーンビール」(ビア・ランサーン)が、２００８年４月２９日に発表となりました。
アルコール度が５.５％と少々高く、味はやや苦め。タイのビアチャーンに似ています。
２００５年から計画が進められていたそうですが、今回突然の発表となったのは、最近ラオスで生産が始まったシンガポールのタイガービールへの警戒でしょうか。
ちなみにタイのビアチャーンとの関係は、ビアラオのシェアホルダーでもあるカールスバーグがビアチャーンから資本を引き上げ、その分をビアラオに追加出資しました。
それで、ビアチャーン似のビールが出来上がったのかは謎？？？

販売開始日には、探さないとないほどの品薄でしたが、割とポピュラーなローカル飲み屋で発見。そこでの価格は８,０００キープ(約９５円)と、ビアラオと同じ金額でした。

これで、ラオブルーワリー社のラインナップは、
* ビアラオ (大瓶・小瓶)
* ビアラオダーク (小瓶) → 黒ビール
* ビアラオライト (小瓶) → 最近見かけない
* カールスバーグ (小瓶)
* ビアランサーン (大瓶)
の５種となりました。
工場はビエンチャンとパクセーの２箇所にあり、年間生産量は約２億リットル。そのうち９９％が国内向けです。
ラオスにお越しの際は、キンと冷えた「ランサーンビール」を試してみてはいかがでしょうか？