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ベトナム [ Socialist Republic of Vietnam ]

ベトナムの国旗

国別現地だより

ベトナム / 北部をご旅行の方は防寒具のご用意を

掲載日時:2012年01月13日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

ベトナム北部(ハノイなど)は、本格的な冬に突入しております。
2012年1月13日現在、首都ハノイの気温は16度、湿度は79%と高いため、体感温度はもっと低く感じられます。
この冬の季節は2月まで続きます。よって冬場にベトナム北部をご旅行される場合は必ず防寒着をご用意ください。

特に、ホーチミンやカンボジア、ラオス、バンコクなどの常夏の地からハノイ・ノイバイ空港へ空路にて向かう場合は、注意が必要です。ハノイ空港内には暖房設備がなく、到着後、寒いと思われることも。空港のイミグレーションやターンテーブルなどで待機している間に風邪を引かれ、体調を崩されてしまう可能性もございます。

尚、お客様からは「どうしてハノイは寒いのか?」とよく質問を受けますが、これは、シベリアから吹いてきた冷たい北風がヒマラヤに当たり、山脈に沿って東側に流れてきた寒気のルートにベトナム北部(ハノイなど)が位置しているためです。
常夏のハワイや年中暑くて乾燥しているサハラ砂漠と同じ緯度にありながら、ハノイは年中湿気が高く、冬は底冷えする寒さです。
気候に関して、ベトナム北部は日本人のイメージする東南アジアとは異なります。むしろ気候に関しては、東アジアとみていただくのがいいかもしれません。
尚、少数民族が多く住む標高1,300mほどのサパという北部の町では、たまに雪が降ることもあります。