チェコやドイツなど欧州中部で３月末より雨や雪解け水の影響で川の水位が上昇したため各地で洪水が発生し、以下のような影響が出ています。

＜チェコ＞

プラハ：　ヴルタヴァ川の水位が危険度２にとされ、危険度３になると、市内８つの地下鉄の駅が閉鎖され、通行止めとなる道路や避難勧告が出される地域も出る見込みです。
ヴルタヴァ川の遊覧船乗り場は水没している模様ですが、それ以外は今のところ、観光に悪影響は出ていません。

それ以外：　ヴルタヴァ川、ラーベ川の危険度が３となり、プラハ・ドレスデン間、ブルノ・ヴィーン間の道路が通行止めとなっている箇所があります。


＜ドイツ＞

ドレスデン：　エルベ川の水位が危険度３から危険度４になる見込みですが、一部の市内交通機関が運行を中止しています。ザクセン・スイス地方も一部道路が通行止めとなり、迂回が必要となっています。

パッサウ：　幾つかの道路が通行止めとなり、迂回が必要です。


＜オーストリア・ハンガリー＞

ドナウ川のクルーズが、増水のため今後１、２週間のうちに運行できなくなる可能性があります。


以上、ご注意下さい。