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スイス / 最新「ハイキングコース」レポート

掲載日時:2018年06月20日

情報提供:株式会社 クオニイジャパン

ツェルマットエリアでは、2018年6月16日(土)よりスネガ〜ブラウヘルト間のゴンドラがオープンし、シュテリゼー、グリンジゼー、ライゼーの3湖巡りハイキングがお楽しみいただけるようになりました。

「ツェルマットで最も美しいアングルでマッターホルンが映るシュテリ湖」を通るハイキングコースは、ブラウヘルト(2,582m)〜シュテリ湖(2,536m)までの1.3〜1.4km、片道20分、ほぼ平坦な初心者向きハイキングルートとなっております。
7月中旬頃から8月下旬にかけて、湖面に映る逆さマッターホルンに加えて、希少価値の高い野生のエ−デルワイスも咲く、ツェルマット一押しハイキングルートです。

早速、夏本番を目前に控えた、爽やかな気候のスイスから届いた最新レポートをお届けいたします。
是非、スイスへのご旅行をお勧めする際に、また、スイスへ出発前の方などに、ご活用ください。



◎ 今年の夏は、ブラウヘルド〜ロートホルン展望台のロープウェイは、支柱の修理のため運休となります。

◎ ブラウヘルトのお土産屋さんも工事の影響により、営業しておりません。
 よって、ここで販売されている人気のオリジナル商品「エーデルワイス・ハンドクリーム」はご購入いただけませんので、ご注意ください。

◎ 花は、ゲンティアナ(りんどう)、おきな草、ユキノシタ、イチリンソウ、キジムシロ、キンポウゲ、イワカガミダマシなどが一斉に咲き始めています。
 エーデルワイスはまだ小さな葉が出てきた程度でした。(例年7月中旬頃からとなります。)

◎ シュテリゼーは完全に雪どけしておりますが、大量の雪解け水で水量が多く、湖周辺は足元が緩い箇所がいくつかあります。
 注意点としては、迂回したり、ゆっくり歩くという程度で、一周することに問題はありません。
 防水加工の靴でお越しください。

◎ シュテリゼーからグリンジーゼーへの道は、雪は一切ありません。
 快適なハイキングがお楽しみいただけます。
 名物・顔の黒いヒツジ(シュヴァルツナーゼ)も放牧されておりました。

◎ グリュンジーゼーはすっかり夏の装いです。お花畑は引き続きお楽しみいただけます。
 ゲンティアナ、おきな草、キンポウゲ、ミミナグサ、イチリンソウ、サクラソウ、アザミなど。

◎ ライゼー(スネガ)までの道も引き続き良好です。ライゼー湖畔の雪もすっかりとけています。

◎ また、シュテリゼーからフリューアルプ小屋までの左手直下は雪渓が少し残っておりますが、小屋までメインコースには残雪はありませんので、問題なく到着できます。
 (今年のフリューアルプ小屋の営業は、6月23日からとなります。)

◎ なお、ユングフラウ地方では、メンリッヘンからクライネシャイデックまでのコースとフィルストからバッハアルプ湖のコースがオープンいたしました。(若干の残雪有)

シュテリゼーの様子シュテリゼーの様子

スネガ駅スネガ駅

ブラウヘルトからスネガへ向かう途中で見られたリンドウブラウヘルトからスネガへ向かう途中で見られたリンドウ

イワカガミダマシイワカガミダマシ

ハイキングコース外の残雪ハイキングコース外の残雪

グリンジゼーグリンジゼー

キンポウゲ等の花キンポウゲ等の花