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スイス / 中央スイス地方大雨による被害・復興状況について(一覧) <続報7>

掲載日時:2005年09月06日

情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト

先日よりお伝えいたしております中央スイス地方大雨による被害・復興状況について、2005年9月05日現在の状況を一覧にてお知らせいたします。

下記表のうち
オレンジ色で囲まれた部分は、先週9月02日からの変更箇所
赤色字で表記された部分は、現段階において不通になっている箇所となります。


内容 / 区間・場所状況

ユングフラウ鉄道

インターラーケンラウターブルンネン運行 (9月02日より通常のタイムテーブルにて運行が再開されています。)
インターラーケングリンデルワルト代替バス (1時間に1本)、 詳細なスケジュールは下記の通りです。
・インターラーケン・オスト発
 06:35、07:20〜19:20の間は毎時20分発、
 20:15、21:15、22:15、23:20
・グリンデルワルト発 05:35〜22:35の間 --- 毎時35分発

ラウターブルンネンクライネシャイデック運行
グリンデルワルトクライネシャイデック運行
クライネシャイデックユングフラウヨッホ運行
インターラーケンハーダークルム運行
グリンデルワルトボルト運行
ラウターブルンネンミューレン運行
ヴィルダースヴィルシーニゲプラッテ運行 (9月02日より通常のタイムテーブルにて運行が再開されています。
但し、車両の数を減らしての運行となっています。)
ボルトフィルスト運行

シルトホルン・ロープウェイ

シュテッヘルベルクシルトホルン運行
ミューレンアルメントフーベル運行

ロートホルン鉄道

ブリエンツロートホルン9月05日現在、予約のあるグループに限り、運行が再開されています。
これにより、同列車への乗車が予定されているツアー等は、
日程通りロートホルン観光が可能です

ブリエンツ湖遊覧船

ブリエンツインターラーケン・オスト運航 (9月02日より、運航が再開されています。
但し、蒸気船はモーター船に振り替えられての運航となっています。

ピラトゥス (ルツェルン)

クリエンスピラトゥス・クルム運行

ティトリス・ケーブルカー

エンゲルベルククライン・ティトリス不通 (9月08日より再開予定)

トゥーン湖遊覧船

  運航 (9月01日より再開予定)

ルツェルン湖遊覧船

  運航 (ピラトゥス山への中継地点「アルプナッハシュタット」の船着場も再開)
これにより、ルツェルンから船と登山電車を利用したプラトゥス山観光が可能です。

リギ登山鉄道

フィッツナウリギ・クルム運行
船で最寄駅に行く場合は回復していない港もありますが、
ルツェルン乗り場、ヴェッギス乗り場、フィッツナウ乗り場は回復しています。

列車

ツヴァイジンメンモントルー運行 (ゴールデンパス・ライン)
インターラーケン・ウェストインターラーケン・オスト運行 (現地時間8月30日未明より運行が再開しています)
インターラーケンルツェルン不通

カー・トレイン

カンデルシュテークゴッペンシュタイン運行

道路

インターラーケングリンデルワルト一般道開通 (8月29日 16:00より)
車両の規制は無くなり、LDC等を含む全ての大型車両が通行可能となりましたが、
待ち時間の長い信号が3ヵ所あり、以前よりも通過に時間がかかっております。
所要時間は45〜50分程度かかる模様です。
そのため、グリンデルワルトから空港やTGVの駅へ向かう場合は、
出発時間を早めに設定する様、お薦めしています。
インターラーケンラウターブルンネン一車線のみ開通
インターラーケンベルン通行可能
インターラーケンアンデルマットグリムゼルパスが不通のため、以下2通りからの選択となります。
1) カンデルシュテーク〜ゴッペンシュタイン間をカートレインにて通過、
  ブリーク(BRIG)、フルカ峠経由
2) ブリュニック峠を経由、途中高速道路を通り、ゲッシェネン(GOSCHENEN)経由
ルツェルンインターラーケンブリュニック峠が開通したため、通行可能
※但し、被害を受けた箇所が途中何箇所かあるため、今後も整備工事等による
交通規制が予想されます。
チューリッヒアンデルマットブルンネン(BRUNNEN)・アルトドルフ(ALTDORF)を中心にした中央スイスを
南北に通過するルートは走行可能となりましたが、
徐行運転と片道走行の信号待ち等でかなりの時間がかかります。

インターラーケンブリエンツ・ルツェルン側: 閉鎖されています。
・インターラーケン側: 一般道路にてアクセス可能です。


フルカ峠アンデルマット〜グレッチ通行可能
オーバーアルプ峠アンデルマット〜ディセンティス通行可能
ブリュニック峠マイリンゲン〜サクセルン通行可能
サンゴッタルド峠アンデルマット〜アイロロ通行可能
グリムゼル峠マイリンゲン〜グレッチ通行不可 (復旧まで、あと2〜3週間かかる見込み)
被害を受けていないヴァレー州側から峠の最高地点までは通行可能ですが、
ベルン州側が閉鎖されているため、通り抜けが出来ません。

スステン峠マイリンゲン〜ゲッシェネン通行不可 (今シーズン中に復旧できるか未定です。)
GLAUBENBUELEN峠ルツェルン〜ブリュニック峠の
途中から横にそれて行く道
通行不可


インターラーケンオスト駅が浸水した影響によりウェスト駅〜オスト駅間の列車が不通となって
いましたが、8月30日より開通し、その他のエリアでも観光等に支障はありません。
グリンデルワルト特に問題ありません。
ラウターブルンネン特に問題ありません。
ルツェルン旧市街は浸水状態でしたが、ゼー橋(SEEBRUCKE)の通行止めも、車両・歩行とも
解除され、カペル橋(KAPELLBRUCKE)の通行も許可されました。
まだ、ロイス川沿い等、一部浸水によるダメージは残っている模様ですが、
市内観光は可能です。
閉鎖していたホテル、レストラン等も今週中には営業を再開する見込みです。
エンゲルベルク交通が遮断されており、復旧には時間がかかる見込みです。
ベルン市内の一部で浸水があるものの、観光に支障はありません。
ブリエンツ浸水による影響でダメージを受けましたが、復旧作業が進めてられています。
ブリエンツ村への道路は、ルツェルン側からの道路は閉鎖されていますが、
インターラーケン側からの一般道路は通行可能となっています。



以上、同地域へのご旅行をご予定の方は、ご注意ください。