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エジプト [ Arab Republic of Egypt ]

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エジプト / 「カイロ」、「ギザ」視察レポート

掲載日時:2017年10月27日

情報提供:エジプト日本旅行業連盟 (JTUE)

2017年10月20日(金)、西方砂漠にてエジプトの警察部隊が襲撃され、警察官多数が死亡したというニュースが入りました。
日本では事件場所が「ギザ県」と報道され、ギザ=ピラミッドに近いと思われたかも多かったことでしょう。
しかしながら実際には、事件の発生場所はピラミッド近辺から南南西に150km離れた場所になります。

既に観光シーズンに入っているエジプト。
エジプトにおいて日本人マーケットに携わる旅行関連業者からなる「エジプト日本旅行業連盟」(JTUE: Japanese Travel Union of Egypt)では、この事件を受け、2017年10月24日(火)に緊急市内視察を行いカイロとギザの観光地をチェックしてまいりました。
その様子をご報告させていただきます。



■ 午前08:00 --- ギザ ピラミッド
メナハウス前の道路でのセキュリティチェックでは以前と同様、車両をチェックしています。
その後、チケット売り場の入場口では、荷物チェックを行っています。
当地も朝晩は涼しくなり、くもり気味の気候でピラミッドにもやがかかっていたものの、多くの観光客が訪れておりました。
なお、チケット売り場には、11月からの入場料の値上げのお知らせが貼られておりました。

■ 午前09:00 --- サッカラ
こちらも通常と変わりなく、チェックポイントにて、国籍・人数・滞在ホテルをテキパキと質問されます。

■ 午前11:00 --- エジプト考古学博物館
セキュリティチェックには長い列ができておりましたが、午前の観光が終わる時刻だったこともあり、迎えのバスが続々と入ってきておりました。

■ 正午12:00 --- ハンハリーリ市場
こちらも変わらず、ゲートでセキュリティチェックが行われております。
また、帰る際にもチェックが行われます。
なお、ムスキー通りでは下水工事のため道の掘り起こしが行われております。

★ まとめ
どこの観光地もセキュリティは以前同様に行われており、時間によって増減はあるものの観光客や車の数も特に変わりはありませんでした。
カイロ市内も落ち着いており、事件の影響は感じられません。

事件発生場所とカイロ、ピラミッドの位置関係事件発生場所とカイロ、ピラミッドの位置関係

メナハウス前から、ピラミッド側メナハウス前から、ピラミッド側

メナハウス前から、入口側メナハウス前から、入口側

チケット売り場の長い列チケット売り場の長い列

ピラミッドを訪れるたくさんの観光客ピラミッドを訪れるたくさんの観光客

ピラミッドを訪れるたくさんの観光客ピラミッドを訪れるたくさんの観光客

サッカラ街道のチェックポイントサッカラ街道のチェックポイント

サッカラ地区への入口のチェックサッカラ地区への入口のチェック

サッカラ階段ピラミッドの入口サッカラ階段ピラミッドの入口

サッカラ階段ピラミッドの入口サッカラ階段ピラミッドの入口

エジプト考古学博物館エジプト考古学博物館

博物館入口の長い列博物館入口の長い列

博物館入口の正面に設置されている警察のゲート博物館入口の正面に設置されている警察のゲート

博物館入口の正面に設置されている警察のゲート博物館入口の正面に設置されている警察のゲート

入口ゲートを入ってすぐの警察の詰め所入口ゲートを入ってすぐの警察の詰め所

バデスタン通りバデスタン通り