各国の文化や習慣により、タブーも様々です。日本では何気ない動作も他国ではとんでもない勘違いをされることもあるので注意しましょう。
文化・習慣のタブー
ジェスチャーなど
- フィリピンでは、人差し指で人を指したりしない。また、フィリピンの人は人前で怒られることを特別嫌がるので怒っても大きな声を出さないこと。
- ギリシャでは、手のひらを相手に向かって突き出す仕草は相手をばかにする意味があるので注意。
- ブラジルやペルーでは、指でのOKサイン(指を丸くする)はアナルセックス、肛門や同性愛者を意味するので注意する。
民族・風習
- フィジーは多民族国家で、先住民は地方へ行けば行くほどそれぞれ独自の作法・習慣を持っているので、訪れる時は現地の人に従って行くほうがよい。また、フィジー人は髪の毛に触れられることを極端に嫌うので要注意。部落訪問の際は、ミニスカート、ショートパンツは厳禁。日本の観光客はよく現地人にものをあげるが、これも悪習慣となるので、必要以外はものをあげないこと。
- ネパールでは、白い服を着た人は喪中の人たちなので接触しない。チップや礼金は、よくしてもらったと思った時にはあげるほうがよい。
服装
- イスラム教国はもとより、仏教国でも肌の露出度が高い服装には注意すること。
- インドネシア、スリランカ、ネパールでは特に、肌をあらわにするような服装は避ける。
- フィジーでは、女性が肌を露出することは好ましくないこととされているので、ホテルのプールサイド、ビーチ以外では大胆な服装は避ける。
- ミクロネシア連邦では、女性は太股をださない(ショートパンツ、ミニスカートなど)。胸は出してもよい。男性は、海水パンツで外を歩かない事。ただし、6尺ふんどしはOK。また、夜の女性の一人歩きは、男性を求めている事と思われるので注意する。
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供