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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 北米

エドモントン [ Edmonton ]

カナダ [ Canada ]カナダの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。
正規のタクシーには「TAXI」、あるいは「CAB」の表示があり、安心して利用できる。サービスも問題なし。
各ホテル、鉄道駅、バスターミナル、ショッピングセンター等にあるタクシー乗り場から乗車するほか、流しのタクシーも拾える。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 初乗り料金 100mまでCA$3.75
 その後、100m毎に CA$0.15〜$0.20加算 (会社により異なる)
 チップ: 料金合計の13〜15%を降車時に上乗せして支払う必要がある。
◎空港〜ダウンタウン:固定料金制 CA$55(+チップ10〜20%)、所要35〜45分

〔代表的なタクシー会社〕
* Co-op Taxi --- TEL: 780-425-2525
* Prestige Taxis --- TEL: 780-462-4444
* Yellow Cab --- TEL: 780-462-3456

◆ 特殊な交通規制等
* 信号が赤でも右折は可。ダウンタウンではほとんど一方通行。
 停止サインでの完全停止、歩行者優先は日本に比べて厳しい。
* 4ウェイ ストップ:信号機のない交差点において、STOPサインと共に4WAYの表示がある場合、最初に交差点に入り、ストップした車が最初に通過できる。交差点に何番目に入ったかを覚えておく。

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式: 5セント、10セント、25セント、1ドル使用。
1通話の基本料金は35セント(市内は何分でも話せる)。
市外通話の場合、オペレーターが最初に金額を案内するので、その額を投入する。
日本のようなテレフォンカードはないが、プッシュ式コーリングカード(C$10、C$20、C$30)がある。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合があるが、ショッピングモール、駅構内、空港内には設置されている。ホテルによってはロビーに設置されている場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設や行政管轄区域、私有地等。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設や空港のイミグレーション等の写真撮影は禁止されている。
州議事堂内の指定された場所以外の場所などでの撮影も禁止されている。
教会、地下鉄内では写真撮影を遠慮するように求められることがある。
美術館、博物館は場所によって撮影禁止。

◆ 歓楽街での注意点
特に歓楽街と呼ぶほどの場所はない。
他都市同様、人前で大金を見せないなど、注意して行動していれば問題ない。

◆ 治安の悪い地域
特になし。他都市同様、深夜の人通りの無い場所を一人で歩くことは避ける。
旅行者を狙ったスリや置き引き等が非常に多いので、注意すること。
(空港、ホテル・ロビー、レストラン、ショッピングセンター、観光地等)

◆ 注意すべき慣習等
* チップの習慣がある。サービスを受けた際に、感謝の気持ちで渡す心付けのお金のこと。
 (ホテルのポーターやハウスキーピング、タクシー、レストラン等)
* 自動扉の少ないカナダでは、自分がドアを開けた後真後ろに人が居る場合ドアに手を添えた状態にしてドアを開けておく。
* その他は特になし。常識の範囲内の言動を心がけていれば、何ら問題なし。
 (例 教会内は静かにするなど。)

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
〔喫煙〕
 公共の建物、乗り物内は禁煙。レストランも一切喫煙禁止。
 公共の場所や喫煙が禁止されている場所での喫煙は、罰金の対象になるので注意。

〔アルコール〕
 公共の場(屋外を含む)でアルコール類を飲むことは禁じられている。
 アルコール類の飲用は、許可を受けたレストラン等でのみ可能。

〔その他〕
 運転中にゴミをハイウェイ等に捨てた場合、CA$500〜2,000の罰金が科せられることがある。

◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲内の言動を心がけていれば問題ない。
あえて挙げるとすれば、英語圏の国なので個人生活に関する会話はあまり好まれない。
また多民族国家で信仰宗教も様々なため、宗教に関する主観的発言は避けたほうがよい。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
警察への信頼度は比較的高くしっかりしている。偏見なく、どの国の人にも対応してくれる。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
気象条件が悪化しなければ、概ね正確に運行している。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品・規制品
カナディアン・ワイルドライフ・サービスでは、減っていく動物の保護のため、黒熊、白熊、エルク等頭のついたスキン等の国外持ち出しには許可が必要。
その他、ワシントン条約にて規制、禁止されている品目等。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
制限なし。但し、C$10,000以上の持ち出す場合は、申告要。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能

◎ タバコの葉の部分について
 成人(19歳以上)1人あたり、最大1カートン(200本)
 なお、DRUGを含むものや、ニコチンの量が66mg/gを超えるものは持ち込み不可

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 200本を超える場合は申告・納税。
 罰金額はカナダのたばこ代に置き換えて課税され、たばこの種類によって料金は異なる。
 申告なく持ち込みが発覚した場合は、没収に加え罰金が科される。(CA20〜)

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 カナダ国内の喫煙ルールに準ずること。(通常の紙巻タバコと同様の扱い。)
 なお、州や自治体によって独自の取り締まりもある。
 例) バンクーバー市内では、喫煙が禁止されている公共の場での電子タバコを全面禁止している。
   トロント市内では、職場での使用を全面禁止している。
   レッドディア市では、市内での使用を全面禁止している。
 ** 法改正も多いため、最新情報はそのつど確認する必要がある。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
基本的に全ての屋内では禁煙、また屋外でも建物の出入り口よりも9m以内では喫煙不可。
屋外の指定された場所以外での喫煙は原則不可。


【 その他情報 】
★ 注意: カナダにおける大麻の合法化について
2018年10月17日より、カナダ政府は嗜好品としての大麻(CANNABIS)の使用を合法化しました。
カナダ政府が、大麻販売による犯罪を減らすことを主な目的の1つとして取り入れたもので、厳しい国の規定があるものです。

なお、日本では大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあります。
カナダを訪れる旅行者の方は、日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に決して手を出さないよう、ご注意ください。
また現地では、大麻成分入りのチョコレートやキャンディーなどのお菓子などが販売されておりますが、これらの日本への持ち込みは例え少量であっても違法となり、逮捕・書類送検される事態につながります。知らなかったでは済まされませんので、絶対に購入せぬよう、ご注意ください。

◆ 通貨
* 硬貨:
 5セント、10セント、25セント、1ドル、2ドル

* 紙幣:
 5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル
 →店によっては、50ドルや100ドルの高額紙幣を受け付けてくれないところもあるので、注意。

※2013年2月04日より、1セント硬貨(ペニー)の流通がなくなりました。
 現金での支払いの場合、5セント硬貨(ニッケル)や10セント硬貨(ダイム)などに近い額に切り上げ、あるいは切り下げになります。
 **例: 1.01$、1.02$ → 1.00$に切り下げ / 1.03$、1.04$ → 1.05$に切り上げ
    1.06$、1.07$ → 1.05$に切り下げ / 1.08$、1.09$ → 1.10$に切り上げ
 なお、デビットカードやクレジットカード、小切手払いの場合は、切り上げ・切り下げの対象となりません。
 (従来どおり、1セントの単位まで計算されます。)

両替所にて日本円からカナダドルへ両替可能。
銀行にあるATMでは、日本のカードにPLUSという表記がある場合のみ引き出し可能。
新型コロナウィルスの影響で現金を受け付けない小売り店やレストランもあるため、できる限りクレジットカードを携帯することが望ましい。

◆ その他
エドモントンはカルガリー等の都市に比べると観光色が薄く、日本語が通じる機会はほとんどありません。日本食レストランも数えるほどです。
ダウンタウン中心部は週末は静かですが、郊外の大型スーパー、ホームディーポ等建材・インテリア雑貨等の大型店は人気です。
その他、ショッピングであれば何といっても「ウェストエドモントンモール」は、一見の価値ありです。
19世紀後半の街並みが見られる歴史的な地区、オールドストラスコナやWHYTE AVE.辺りに集まるアンティークショップをのぞくのも楽しいでしょう。

エドモントンは大きなお祭りをいくつか主催し、カナダでもお祭りの街として名を馳せてきました。
・ザ・ワークス・アート&デザイン・フェスティバル
・エドモントン国際フリンジ・シアター・フェスティバル
・エドモントン大道芸フェスティバル
を始めとする多くのお祭りが夏に開催されます。
「キャピタル・Ex・フェスティバル」では、19世紀後半にエドモントン地域で沸き起こったゴールドラッシュが再現され、チャックワゴンレースや花火を見ることができます。
その他、アジア系のお祭り「ドラゴン・ボート・フェスティバル」や、ヨーロッパ系のお祭り「リバー・シティ・シェイクスピア・フェスティバル」などがあります。

エドモントンは音楽の街としても有名で、毎年6月に「エドモントンジャズフェスティバル」、毎年8月には「フォークフェスティバル」が開催されます。これらのフェスティバル開催期間は、ホテルの予約は混み合いますので、早めのご予約をお勧めいたします。

その他、エドモントンのオススメは、町から車を走らせるとすぐに自然がある点でしょう。
夏は市内から約1時間程のところにあるエルクアイランド国立公園で、バッファローやエルク(大鹿)、ビーバーが見られます。

《参考》
* ウェストエドモントンモール
 https://www.wem.ca/
* エドモントンジャズフェスティバル
 http://www.edmontonjazz.com/
* フォークフェスティバル
 http:www.edmontonfolkfest.org/

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