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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 中・東ヨーロッパ/中央アジア

キーウ [ Kyiv ]

ウクライナ [ Ukraine ]ウクライナの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
正規のタクシーには、車体の上部に「TAXI」の表示、また車体にタクシー会社の電話番号等の記載がある。
市中の指定されたタクシー乗り場から乗車するか、もしくはホテルのレセプション等から電話で呼び出すのが一般的。
かつては白タクも多く見られたが、現在は正規のタクシー会社のオンライン(携帯電話)での予約が普及している。
朝夕や雨天時等は混雑のため、タクシーが中々予約できないことも多い。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
タクシー料金は、各会社が独自に定める料金表による。
予約時に予め出発・到着場所を伝えることで、事前に料金を知らせてもらうことができる。
なお、渋滞発生時や夜間・土〜日曜は別途追加料金が必要となる。

◎空港〜市内ホテル:約1000グリブナ
空港のタクシーカウンターで行先を伝え、現金またはカードで支払う

〔代表的なタクシー会社〕
* Deluxe Taxi --- TEL: 044-500-3500
* Grand Taxi --- TEL: 044-222-3222
* Avangard Taxi --- TEL: 044-332-7848

◆ 特殊な交通規制等
道路事情が悪く、運転者のマナーも良くない。自動車優先の意識が強く、横断歩道を歩行中も車が止まってくれるケースは稀。日本と同じ感覚でいると、交通事故に遭う可能性が高い。
日本とは交通事情が異なることを意識し、注意して歩行すること。

◆ 公衆電話のかけ方
近年、携帯電話の普及に伴い、公衆電話は容易に見付からない状況となっている。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍事施設、国境地域へは立ち入らないこと。
キーウ市の北方約90kmにあるチョルノービリ原子力発電所から30km以内の地域は、立ち入りが禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍事施設、空港内、地下鉄内、橋梁等の撮影は禁止されている。
警察官の撮影も撮影しないこと。
また多くの博物館や美術館、教会内部は、写真撮影を禁止している。

◆ 歓楽街での注意点
* レストランやバー、また市場等では、スリ、置き引きに注意する。
* 路上でのひったくり、暴行事件等も発生していることから、夜間の外出は極力避けるのが無難。外出する場合は複数人で出かけ、人通りの少ない道は避けること。

◆ 治安の悪い地域
特にないが、過去に独立広場、フレシチャーチク通り、オペラ座周辺、シェウチェンコ公園などで、外国人(有色人種)を狙った若者による集団暴行事件も発生している。
多くの若者が集まる場所には近付かず、不穏な若者の集団が目に付いたら、直ちにその場から立ち去ること。
その他、夜間の一人歩きや人気の少ない通りは避けること。

◆ 注意すべき慣習等
観光地ではチップ制のトイレがある。
その他は特になし。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 麻薬の所持、売買は禁止されている。
* 町中で警察官にパスポート等の身分証明書の提示を求められることもあるため、ウクライナ滞在中は、パスポートまたはウクライナ当局が発行した長期滞在者用の身分証明書を必ず携帯すること。不携帯の場合、身柄を拘束されることもある。
* 公園や路上などでの飲酒は、禁止されている。また、酔っ払って町中で大声を出したり、醜態をさらさないこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲の言動・行動を心がけていれば問題はない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
あまり信頼できないと思っていたほうが良い。
警官自らが、パスポートの不備を理由に不当な言い掛かりを付け、金銭を要求されるケースもある。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道、及びバスに関しては、あまり正確ではない。
飛行機に関しては、天候に問題なければ、まずまず正確。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
ウクライナ・日本センター(UAJC) 等の組織はあるが、いずれも旅行者のための組織ではないので、連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
古美術品(1945年以前のもの)、銃器、麻薬類、劇薬、放射性物質、人種差別や大量殺戮の宣伝等を内容とした印刷物等の持ち出しは禁止されている。

◆ 国外持ち出し規制品
1946年以降の古美術品を持ち出す場合には、文化省の許可が必要。
市中で骨董品を購入した場合は文化省による証明書を売り主から受け取っておく必要がある。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
10,000ユーロ相当額以上の外貨。
入国時に税関申告した場合は、印を受けた申告書を出国まで保管しておく必要がある。
出国の時点で所持している現金等を税関申告書に明記し、審査を受けること。
出国時の持ち出し外貨が入国時より増えた場合には、その理由を証明する書類の提出も必要となる。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能。

◎ タバコの葉の部分について
 250gまで持ち込み可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 超過分は没収となる。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 公共の場所、路上での喫煙は、紙巻たばこ同様、禁止されている。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
紙巻タバコ、電子タバコ共に公共の場所、建物内での喫煙は禁じられている。
全てのホテル、レストラン、カフェ、バーの敷地内、および文化、スポーツ、政府の建物、教育施設、公共交通機関の停留所での喫煙を禁止している。
ただし喫煙者は特別な喫煙エリアで、屋外での喫煙が許可されている。


【 その他情報 】
* 日本円から現地通貨への両替について
日本円からのグリブナへの両替は、一部の銀行において可能だが、取り扱っていない銀行・両替所が多いので、USD、EURを持参した方がよい。
大都市ではキャッシング可能なATMが銀行、ショッピングセンター、駅などに設置されている。VISA、MASTERが主流。
クレジットカードは、多くのショップ、レストラン、ホテルで利用できる。
デビットカードも普及しているが、対応可能なカードか確認が必要。

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