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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- アフリカ

ナイロビ [ Nairobi ]

ケニア [ Republic of Kenya ]ケニアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制のタクシーはないので、乗車前に料金交渉を済ませておく。ホテルからの場合は、ポーターに行き先までの料金の目安を聞いておくとよい。
流しのタクシーもあるが台数は少なく、また安全性の面からも、ホテルなどで呼び出してもらうのがよい。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
空港〜市内ホテル: ホテルの位置にもよるが、市内中心部までKSH2500〜。

〔代表的なタクシー会社〕
* Air Cab --- TEL: 0728-888320
* Delight cab --- TEL: 0722-104242、020-2305697
* Jatco --- TEL: 0725-280000
* JIM CAB --- TEL: 0714-333777、0737-333222
* NEW JAMBO TAXI --- TEL: 0737-070474
* Kenatco Taxis --- TEL: 0709-642000

※信頼できるタクシー会社として、「Kenatco Taxis」(ケナトコ: 90%がトヨタの車を使用)、「JATCO」(一台一台に会社の管理番号が分かりやすく表示されている)などがあげられる。
その他は、一流ホテルでサービスを行っている個人タクシーの利用が望ましい。

◆ 特殊な交通規制等
ラウンドアバウトと呼ばれる円形交差点が主流。この交差点では右から来る車を優先させるのが原則です。
ナイロビ市内の主なラウンドアバウトにのみ、信号が設置されています。

◆ 公衆電話のかけ方
公衆電話は全く一般的ではありません。現在では携帯電話利用が一般的。
公衆電話はあっても壊れているし、ほとんど見つかりません。

SIMフリーの携帯電話端末を持っていれば、100sh程度でSIMカードが買えるので、SIMカード挿入でケニア国内での電話番号を使用するのが便利。SIMカードは空港、スーパーなどで購入可能。
スマートフォンであればそのままインターネットにも接続できるし、テザリング機能を使えばパソコンでのネット利用も簡単です。
通話料、データ通信費はエアタイムと呼ばれるプリペイドカードを購入する。キオスク、ガソリンスタンド、スーパーマーケットなどで簡単に購入可能。
通信会社最大手は「Safaricom」、二番手は「Airtel」。よほどの僻地へ行かない限り、両方ともカバーされている場所が多い。ただし、天候や日によりつながりが悪いことは多々ある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
* 公式に禁止されている区域はないが、スラム街やダウンタウンへの立ち入り、また北部国境地域は避けたほうがよい。
* 公式に禁止されてはいないが、ウフル・パークへは立ち入らないことをお勧めします。過去にナイロビ在住の日本人が、ケニア人と歩いている途中、強盗に襲われたことがありました。ケニア人は公園内で寛いでいますが、外国人はまず立ち入りません。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
ステートハウス、軍関連施設、空港内(イミグレーション)、一般の人や村など。
尚、マサイ族は街中でも見かけることがありますが、勝手に写真を撮られることを非常に嫌がります。又、彼らや彼らの放牧している牛の写真を撮ると、撮影料を求められることもあります。
スーパーマーケットなど公共の場所での撮影も店の許可を得ること。

◆ 歓楽街での注意点
夜間の独り歩きはやめたほうが良い。外出する場合には車を利用すること。
また詐欺やスリ、ひったくり、置き引き、強盗が非常に多いので注意すること。麻薬がらみの犯罪も多いので、興味本位で手を出さないこと。

◆ 治安の悪い地域
ダウンタウン(リバーロード、トムボヤストリート一帯)、各地スラム、北部エチオピア国境。
ここ数年は比較的治安が良いとされていたエリアでも強盗や空き巣が多発しているので、昼間でも徒歩での行動は控えたほうがよい。

◆ 注意すべき慣習等
人前で酔っぱらったり、羽目を外したりしない。
その他は特になし。常識の範囲内の行動を心がけていれば問題ない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* ケニアでは、後部座席のシートベルト着用が義務付けられています。
 検問の際にもチェックが入り、シートベルトをしていないと、翌日に裁判所に行くか、その場で罰金/賄賂を要求されます。
* 許可された場所以外では、喫煙しないこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
政治的な話題はしない方がよい。
その他は特になし。常識の範囲の言動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
信頼度は高くなく、警察に頼るのはあまり好ましくない。ほとんどが賄賂を要求してくると思ってよい。
特に外国人には、高額な賄賂を要求してくる。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
* 鉄道: 2017年に開通したナイロビーモンバサ間を4時間半で結ぶケニア鉄道SGRは、比較的正確に運行されている。
* バス: 時刻表は存在しない。始発地点では満席にならないと出発しない。
* 飛行機: 各航空会社により差がある。ケニア航空は遅れが目立つ。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JICA、ケニア日本商工会、日本人学校等の組織はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
武器、弾薬、鳥、鳥の卵、生きた動物、動物の皮、蜂の蜜蝋、 危険な薬品、爆薬、偽造貨幣、賭博機器、生きた魚、毒物、食料、動物用わな、治安を妨害すると思われる出版物、猥褻な出版物、玩具(ピストル、ライフル、空気銃等)、貝殻(サンゴ等)
※動物のツノなどに似た形のものであっても厳しい確認があるため、必ずレシートを持っておくとよい。

◆ 国外持ち出し規制品
植物、種、苗木、球根、象牙、サイの角、カバの歯、未加工金 属&宝石、TELEFAX機器、トランシーバー、無線電話、猥褻物、ケニア軍紋章マークのついたもの、白燐を含む機器、一切の野生動物製品、コイン、人骨

◆ 現地通貨の持ち出し規制
なし。持ち込み額の範囲内であれば持ち出すことができる。
※現地居住者のみ、US$5,000までの外貨持ち出し規制あり。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能(電気製品扱いとなります。)
 なお、ケニアでは電気製品の持ち込み時に、税関職員によっては課税される(賄賂を要求される)場合があります。

◎ タバコの葉の部分について
 通常の紙巻きたばこ同様、250gまで持ち込み可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 特に決まっておらず、税関職員の判断によります。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
建物内はすべて禁煙。ホテルやレストランでは屋外に喫煙所がある。またホテルによってはバルコニーで喫煙できる場合もある。
路上も禁煙。街中には少ないが喫煙所がある。
電子タバコは一般的ではないが、紙巻タバコと同じく喫煙所で。


【 その他情報 】
* 日本円から現地通貨への両替について
旅行者の宿泊するホテルやロッジでは日本円からの両替ができるところは少ない。USドルが便利。
日本円からの両替が必要な場合は、空港やナイロビの両替商のほうが確実。(地方都市では不可能。)
ATMではクレジットカードによるキャッシングも可能。
携帯電話を利用した電子マネーが幅広く使われているが、旅行者が利用する場合はSIMカード購入、手続きが必要。

* 入国審査官やその他空港内の公務員が観光客をだまし、金銭を要求することがあるので、入国の際は特に注意が必要。そのようなケースに遭った場合は、相手の名前を聞きIDを確認する、大使館または現地オペレーターへ連絡するような素振りを見せる等、毅然として正当性を訴え、不当な請求には応じないこと。埒があかない場合は、当地の日本大使館に連絡してもよい。
(例)ケニア入国時に必要無いにもかかわらず「イエローカード」を所持しているかを聞かれ、持っていない場合に罰金と称して金銭を要求する。

* 入国時に「持ってきた衣類が新しいかどうか」といった質問がある。
 (ビジネスでの入国か否かを確認するためと思われる)

* 2017年9月よりスーパーのレジ袋やごみ袋などのビニール袋の製造・販売・輸入・使用が禁止されました。
 これに伴い、海外からの持ち込みも禁止(免税店の袋を含む)と言われていますが、相変わらず免税店の袋など堂々と持ち込んでも税関で取り上げられるような事態は発生しておりません。
 しかし、街中で使用していて逮捕される例は発生しているので、所持しない方がよいでしょう。
 逮捕された場合、罰金400万円程度、禁錮4年と言われています。
 規定が曖昧で、機内持ち込み液体物を入れるプラスチック製袋は大丈夫なのか、ダメなのかなど不明な点は多い。

* 治安の悪化に伴い、徒歩やバスなどの公共交通機関車利用はお勧めしません。
 また自家用車に乗車中も、渋滞などで走行スピードが遅く、道の周りに人が多い時は、窓を閉めて走行することをお勧めいたします。

* 警官より身分証明書の提示を求められる場合があるので、パスポートなど身分証明は携帯すること。
 不携帯の場合、罰金と称する賄賂を要求されるケースがある。

* 隣国で黄熱病が流行していることで、患者が出ているアンゴラ、ウガンダからの入国者に対してイエローカード(黄熱病ワクチン接種証明書)の提示を求めています。
 また監視強化により、本来なら必要なかったタンザニアからの入国時にもイエローカードの提示を求めています。
 日本から中東や欧州経由でケニアに入国する邦人に対しては、今のところイエローカードは不要ですが、今後の展開次第では必要になることも考えられます。
 常に最新の情報収集が必要です。

* ケニアでのドローン飛行は禁止です。またドローンの持ち込みも特別な許可が無い限り禁止なので、観光客が持ち込むことは事実上不可能です。
ドローン撮影したい場合は、ケニア国内の許可をもつオペレーターを使う方法のみです。
詳細: https://www.drone-made.com/post/kenya-drone-laws

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