---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- オセアニア/ポリネシア

ポートモレスビー [ Port Moresby ]

パプアニューギニア [ Independent State of Papua New Guinea ]パプアニューギニアの国旗

都市別安全情報

衛生上注意衛生上注意

●衛生上の注意

◆ 飲料水
首都のポートモレスビーにおける衛生上の管理はよい。
水道水はそのまま飲めますが、短期滞在の場合はミネラルウォーターの購入、あるいは水道水を煮沸し、湯冷ましとして飲まれることをお勧めします。
ほとんどのホテルには湯沸し用のジャグが備え付けてあります。

◆ その他
* ローカルマーケットや市場で購入した飲食物には、十分ご注意ください。(おなかをこわすことがある。)
* マラリアの汚染地域。朝夕の蚊などの虫刺されには十分注意。
 防虫策としては日本同様、肌を露出しないこと、防虫スプレーを持参すること等が挙げられる。

★ マラリア
ハマダラ蚊が媒介する発熱性伝染病。刺されると悪寒発熱を繰り返し、最悪死亡するケースもあります。
特に気を付ける必要があるのは低地の草むら、湿地帯、ジャングルの中の水たまりなど、蚊の多く生息する場所です。ハイランド地方は、標高が高く、気温が低いため、蚊そのものが棲息していませんが、近年の地球温暖化によって蚊の生息地域も変化してきているので油断は禁物です。
ハマダラ蚊は夜間、特に夕方5時から9時頃にかけて活動し下肢が良く狙われるので、その時間帯には極力皮膚を露出しない等の注意が必要です。特に暗い色調の服を好む傾向があるので、このタイプの服はこの時間帯には着用しないことをお勧めします。

予防薬としてはマラロン(Malaron)があり、現地到着1〜2日前から毎日一錠服用し、汚染地域から出たあとも7日間は服用する必要があります。副作用が少なく、世界中で使用されているマラリアの予防を目的に作られた薬ですが、毎日1錠服用するため、滞在日数が多くなると高価となります。
また当地ではマラリアの治療薬として有効な「アーテメーター(Artemether)」(商品名は若干異なる場合がある)が、比較的安価で手に入ります。(治療1クール分で20キナ、約800円程度)

★蜂窩織炎
皮膚とその下にある皮下脂肪にかけて細菌が入り込んで感染する感染症で、患部は赤く腫れあがり圧痛を感じる。症状が進むと黒く腫れあがり、足に出来た場合は歩行が困難になる程である。
入院や手術が必要になることもあるので、このような症状が出た時は速やかに医療機関で手当てをしてもらうことが肝要。
パプアニューギニアでは蠅が細菌を媒介して傷口から感染することが多い。
擦り傷や虫刺されの掻き傷がある場合は、必ず傷口に抗生物質などの塗り薬を塗った上で絆創膏などでしっかりとカバーしておくこと。
当地ではボイルと呼ばれており、医療機関では英語名でCellulitis(セルライテス)と呼ばれる。

別の国・都市の情報を見る

国名・都市名から探す
  • エリアを選択すると国が選択できます

  • 国を選択すると都市が選択できます