世論調査専門機関である韓国ギャラップがソウル市の依頼を受け、6月から7月にかけて仁川国際空港で、韓国観光を終えて出国する外国人観光客326人を対象にアンケート調査を実施した。

その結果、ソウル市を訪れた外国の人たちは、市民の親切なことと韓国の飲食文化には満足しているものの、言語の疎通や交通の面では不便を感じているということが分かった。
このアンケート調査(複数回答)で訪問客の4分の3の72.7%がソウル旅行に「だいたい満足」であった。

もっとも印象深いものとして挙げられたのが、一般市民の「親切」で45.3%。次いで飲食文化の35.4%、ショッピング・観光の35.1%、文化遺産の26.5%であった。

逆に不便なこととして挙げられたのは、言葉の疎通57.2%、交通渋滞39.2%、トイレ16.3%などであった。特に、タクシーを利用した人の半分以上が運転手との「意思の疎通」と「スピード違反・乱暴運転」を問題点として指摘していた。

ちなみに、好きな韓国料理は焼き肉の49.4%、キムチの43.1%、ビビンバの34.5%。好まれる観光対象は梨泰院、古宮の49.4%、明洞45.9%、博物館・記念館・美術館40.3%などであった。


※本記事は｢国際観光振興会 海外旅行情報｣より転載致しました。