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都市別渡航先速報

アメリカ / ニューヨーク、ワシントン D.C. 現状報告

掲載日時:2001年11月29日

情報提供:株式会社ヴァレンタインツアーズ

11/28現在のニューヨーク、ワシントン D.C.の現状についてお知らせ致します。


■観光地について
ニューヨーク・マンハッタン、またワシントンの観光地は現在平常に近い形です。


■ニューヨークについて
*自由の女神
 自由の女神にいくフェリーの乗り場がワールド・トレードセンター・ビル近くにあり運行が再開してないため、このフェリーでは自由の女神があるリバティー島に渡ることができません。
 しかしサークルラインやディナークルーズなどを使った自由の女神観光は、可能です。
*エンパイア・ステート・ビル展望台: 平常通り 
*各美術館: 平常通り
*各ミュージカル、PLAY、PERFORMANCE: 平常通り
*ニューヨーク証券取引所、NSDAQ: 平常通り


■ワシントンD.C.について
*アーリントン墓地: 平常通り
*ホワイトハウス: 内部見学は現在中止しており、概観のみの観光となります。
*国会議事堂: 内部見学は現在中止しておりますが、概観のみの観光となります。
*宇宙航空博物館: 平常通り
*リンカーン記念堂: 平常通り


■空港について:
ニューヨーク、ワシンントンD.C.とも、空港については現在乗客に減少はありますが、平常どおりの営業です。

ニューヨーク・ケネディ空港、ラ・ガーディア空港、ニューアーク空港
ワシントン・ナショナル空港、ダレス空港、ボルチモア空港
では、各航空会社ともに便数は減少しているものの、平常スケジュールにて運行されています。
 
各空港ともセキュリティは厳重な警備がなされています。
どの空港においても多少搭乗手続に時間がかかっていますが、乗客が少ないので、チェックイン自体はそんなに大変では無い様です。


■ホテルについて: 営業については、特に問題無し。
ダウンタウンの一部ホテル以外は、通常通り


■レストラン: 平常通り
但し、今回の事件の影響で営業不振になりクローズしたレストランもあります。
ただニューヨーカー好みのレストランは相変わらず賑わっています。


■ショッピング関連: 平常通り営業


■各銀行: 平常通り


■ワールドトレードセンター・ペンタゴンについて
ワールドトレードセンターは依然 生々しい傷跡がありその修復作業に追われています。
ペンタゴンについては新たな観光名所のような様相を呈して、観光客が跡を絶たたない状況です。


■オフィス: 平常通り


■オプショナル催行状況:
*ナイアガラ、ワシントン・ボストン一日観光: 平常通り催行
*自由の女神に関連する観光: フェリーが運休中のため、不催行。フェリー再開され次第、催行予定。
*ニューヨーク1日観光: コースを多少変更して催行中。
*ニューヨーク半日観光: 10/01からツアー催行しています。
 但し、ローアー・マンハッタン(ワールド・トレードセンター、バッテリーパーク)は、コースから除かれています。
*アウトレット・ショッピング・ツアー:
10/01から催行。最少催行人数が日によって違いますので、催行可能日に関しては問い合わせが必要です。
*ディナー・クルーズ:
10/01から催行(乗船客減少のため、運行会社からの急なSailingのキャンセルが入る恐れがあるので、事前確認が必要です)
*マンハッタン・ナイト・ツアー: 平常通り催行中
*ブルーノート・ジャズ: 催行中
*ヘリコプター・ツアー: 催行中
*ハーレム関連ツアー: 全て通常通り、催行


■その他:
*炭素菌などのため 見知らぬ郵便物などには注意を払うよう市長からの布令は依然続いています。

*ワシントンのホワイトハウス内部の観光は、炭素菌事件で中止したままですが、他の観光地や市民生活には、特に変わりはありません。

*星条旗を掲げ、今回の事件での犠牲者の冥福を祈ると共に、アメリカをサポートする意思表示をしている店、オフィス等が目立ちます。

*ニューヨークの消防所や警察署には、亡くなられた方の遺影があり、そのサポートのために寄付などをする観光客が訪れています。

*現場に近いキャナル・ストリートより南は、まだ身分証明がない人は立ち入り禁止となっています。

*タイムズ・スクエア、ミッド・タウン、アップ・タウンは、平常通りです。

*マンハッタンへアクセスするトンネル・橋は、現在全て開通しておりますが、
厳重な警備チェック体制のため混雑しています。

*ニューヨークの地下鉄は、通常通り運行しています。
ただ現場周辺の駅は、閉まっている為、その方面へ向う路線は、ルートを変更しているので利用する際は、注意が必要です。

* ワシントンの地下鉄は平常通りです。



日本での過剰報道に比べて現地では全てが平常通りで、アメリカ人、特にニューヨーカー、ワシントニアンは、平常心を保ち生活を続けることが、この事態を乗り切れる最善の道と信じて努力している様子です。
市民生活が平常通りですが、やはりこの事態で打撃を受けた観光業界から失業者が多く厳しい生活になっていますが、緊急事態の失業保険制度や、中小企業への貸付金の制度がすぐ実行されました。