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ワシントンDC [ Washington D.C. ]

アメリカ [ United States of America (U.S.A.) ]アメリカの国旗

都市別渡航先速報

アメリカ ワシントンD.C. / 市内の状況について (3/29現在)

掲載日時:2003年03月29日

情報提供:株式会社ヴァレンタインツアーズ

米英軍によるイラク攻撃が開始された事に伴い、ワシントンD.C.におけるセキュリティー体制には、若干の変化がございます。
代表的な各観光地に関して、3/29現在(米国 3/28)現在の状況を下記に具体的にご案内致します。


■ アーリントン国立墓地

アーリントン国立墓地周辺では、今でも9月11日直後にしかれた警備体制の状態が続いており、周辺は警察による警備が行われています。
又、ペンタゴン(国防総省)近辺へミニバス、大型バスでの乗り入れは、依然規制がしかれたままです。
しかし特にそれ以降変化はなく、通常の観光には全く支障はありません。



■ リンカーン記念堂

リンカーン記念堂、ベトナム戦争慰霊碑、及び朝鮮戦争慰霊碑のうち、リンカーン記念堂の周囲のみ、鉄のバリケードにて入口が若干狭められております。
又、警察の警備の車も見られますが、特にバスの入場規制や、観光の制限はないため、通常の観光には全く支障はありません。



■ ホワイトハウス

ニュースなどでご存じの方も多いとは思いますが、ホワイトハウス正式正面(H Street)北側のラフィエット公園では、連日のように反戦争運動が行われているため、公園全体はバリケードにて覆われています。
しかし、裏正面(E Street)南側のエリプス公園側から見学が可能なため、通常通りバスを15th Streetへ駐車し、徒歩にて外観の見学が可能です。



■ 連邦議会議事堂周辺

議会議事堂周辺にて大規模な工事が行われており、上院議会議事堂(北側)の一部で交通規制がみられます。
又、正式正面(東側)も工事中のため、バスの乗り降り、一時停止、記念撮影は出来ません。
しかし裏正面(西側)でのバスの乗り降り、記念撮影等は、今まで通り行えます。



■ トーマスジェファーソン記念堂

タイダルベイスンを一望出来る絶好のロケーションです。
駐車場への一般車両の乗り入れは規制されましたが、観光大型バスは今まで通り入口西側に専用の駐車場が設けられており、バスからの徒歩での入場は、今まで通り行われています。



■ ペンシルバニア通り

特別な交通規制はしかれておりません。
そのため、特に交通の乱れも無く、通常通りの観光コースとして全く問題はありません。



■ その他の主な美術館や博物館の入場について

スミソニアン博物館(国立航空博物館/アメリカ歴史博物館)においては、一昨年のテロ事件以降に始まったX線でのセキュリティーチェック、及び荷物検査が行われているため、観光時間に余裕を持たれて入場される事をおすすめします。

又、国立美術館についても裏正面(コンスティテューション側)、東側入口にてX線検査、及び荷物検査が行われています。
正面入口(モール側)は、荷物検査のみです。
尚、モール側入口には交通規制がしかれ、大型バスの駐車は出来なくなっております。



■ 空港

一昨年のテロ事件以降より行われているセキュリティー体制と、特に変わりはありませんが、下記の点のみご注意ください。

1. 全ての機内預け荷物(スーツケース等)は、鍵をかけずにお預けください。
2. 記憶媒体、コンピューター、カメラのフィルムは、手荷物としてお持ちください。
3. ライターの持ち込みはお一人1個までとなっておりますので、ご注意ください。
4. 場合によっては、フライトリコンファメーションを48時間前と24時間前との2回に分けて行われる事をおすすめします。

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◆ レーガン・ワシントンナショナル空港(DCA)

USシャトル便、デルタシャトル便のチェックインカウンターにも、それぞれ独立した特別X線が設けられました。
今までの様に、3階の出発チェックインカウンターにてお荷物を再度チェックインする必要がなくなり、手間が省けています。

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◆ ワシントンダレス国際空港(IAD)

*全日空チェックインカウンターが移動しております。位置をご確認の上お出かけ下さい。

*ユナイテッド航空のチェックインカウンターに団体用カウンターが設けられ、そちらで団体のチェックインが行われるケースが増えたため、チェックインが以前よりスムーズです。



以上、ご注意ください。