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チリ、アルゼンチン / 「プジェウエ火山」噴火の影響−続報3

掲載日時:2011年06月09日

情報提供:株式会社ウニベルツール

現地時間 2011年6月04日(土)に発生いたしました、チリ南部の「プジェウエ火山」の噴火に伴う影響について、現地 6月08日現在の情報をお知らせいたします。


チリのプジェウエ=コルドン・カウジェ火山郡の噴火の影響を蒙っていた南米の空の便は、6月08日(水) 13:00現在、徐々に落ち着きを取り戻しています。

【 フライトへの影響 】
■ アルゼンチンの状況
ブエノスアイレス上空に火山灰を含む雲が到着したことにより、現地時間 6月07日(火)には6時間にわたり、アルゼンチン国内・国際線共にブエノスアイレス到着便に多数のキャンセルが出ましたが、本日 6月08日(水)には雲が大西洋方面へと向きを変えたことで視界への影響がなくなったことから、ブエノスアイレスでは国内・国際線共に運航スケジュールが次第に戻りつつあります。

アルゼンチンの国内線の運航に関し、アルゼンチン航空(AR)とアウストラル航空(AU)は、最も被害の大きかった下記路線を、現地来週 6月13日(月)には再開する見込みである旨を発表いたしました。
〔6月13日に再開予定の路線〕
 * バリローチェ (Bariloche: BRC)
 * サン・マルティン・デ・ロス・アンデス (San Martin de los Andes: CPC)
 * エスケル (Esquel: EQS)

また上記3空港より火山から離れている下記空港へのフライトは、現地 6月10日(金)にも運航が再開される見通しです。
〔6月10日に再開予定の路線〕
 * ネウケン (Neuquen: NQN)
 * エル・カラファテ (Calafate: FTE)
 * トレレウ (Trelew: REL)
 * ヴィエドマ (Viedma: VDM)
 * リオ・ガジェゴス (Rio Gallegos: RGL)
 * ウシュアイア (Ushuaia: USH)
 * リオ・グランデ (Rio Grande: RGA)
 * コモドロ・リバダビア (Comodoro Rivadavi: CRD)
 * バイア ブランカ (Bahia Blanca: BHI)
 * サンタ・ロサ (Santa Rosa: (RSA)
 * サン・ラファエル (San Rafael: AFA)

他の南米諸国の状況は以下の通りです。

■ ブラジルの状況
現地 6月08日(水)には、国内・国際線共に20%ほどの便が運休となった他は、通常通り運航されております。
なおTAM航空は、現地 6月08日には通常通り運航を再開しております。

■ ウルグアイの状況
現地 6月07日(火)に到着便の約90%がキャンセルとなった「カラスコ国際空港」発着のフライトも、本日現地 6月08日には通常運航しております。

■ パラグアイの状況
現地 6月07日にキャンセルとなった国内・国際線共、現在は運航を再開しております。

■ チリの状況
現地 6月07日には、ブエノスアイレス〜サンチアゴ間のフライトがキャンセルになるなどの影響が出ましたが、現在は運航を再開しております。

なお、火山活動は収束に向かっておりますが、未だ予断を許さない状況にあり、各航空会社の運航状況には引き続き注意が必要です。
同地域へのご旅行をご予定、また現在該当地域にご滞在中の方は、ご注意ください。