---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

ロンドン [ London ]

イギリス [ United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (UK) ]イギリスの国旗

都市別渡航先速報

イギリス / ロンドンにて発生した同時爆発事件について (第5報)

掲載日時:2005年07月09日

情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト

ロンドンにて、現地時間2005年7月07日(木) 午前に発生いたしました爆発事件に関して、現地時間7月08日(金) 午後15:00時点の状況をお知らせいたします。


■ 市内の状況:
7月08日午前中と変わらず、市内は順調に動いています。
但し、「不審物があり次第すぐに爆破処理」というスタンスを警察が取っている事から、ちょっとした忘れ物(ポーチをバス内に忘れた等)程度の事でも、すぐに隔離、爆破物処理の確認作業が行われる可能性があります。
そのため、お客様にはくれぐれも忘れ物等にご注意いただく様、お願いしております。
又、その影響で警察から突然「この道から離れる様に」との緊急避難の指示が出される場合もありますが、通常15〜30分程で解除されますので、落ち着いて指示に従ってください。
爆音があっても、必ずしも爆弾が仕掛けられているという訳ではなく、爆破処理作業をしているだけの事ですのでご安心下さい。


■ 地下鉄・バスの状況:
地下鉄は、下記路線の他は全線通常通り運行しております。

*一部不通
・メトロポリタンライン (METROPOLITAN LINE)
・ピカデリーライン (PICCADILY LINE)
・ディストリクトライン (DISTRICT LINE)

*全線不通
・ハマースミス&シティライン (HAMMERSMITH AND CITY LINE)
・サークルライン (CIRCLE LINE)

*その他
現在エレベーター故障のため、ピカデリーライン(PICCADILY LINE)は「Gloucester Road Station」には停車いたしませんのでご注意ください。

※地下鉄の最新運行状況は、下記「ロンドン地下鉄」の公式サイトにて公開されております。
 URL http://www.tfl.gov.uk.edgesuite.net/tube/travelinfo/realtime/ (英語)

バスは、タビストックスクエア界隈の迂回の他は通常通り運行されています。


*バスは爆破事件のあったタビストック・スクエア界隈を迂回している他は、通常通りの運行に戻っております。


■ 定期観光バス:
通常通りに運行しております。


■ 在来線駅:
*キングスクロス駅は依然として閉鎖されております。
 リバプール・ストリート駅は再オープンしたとの情報もありますが、確認は取れておりません。
 その他の駅は、通常通りオープンしております。


■ 空港:
通常よりセキュリティーが強化され、警官や爆発物探知犬などが空港を巡回しております。
ただ到着や手続きの状況は通常と変わらず、特別な混雑も現在のところ生じておりません。


■ ホテル:
バス爆破事件のあった「タビストック・スクエア」近くに位置するプレジデント、インペリアル、ラッセルの3ホテルは、警察によるコントロールがあるものの、ホテルエントランスまで車で送迎が可能です。

但し、ロイヤルナショナルは、ラッセルスクエアとの角において警察による身元確認が行われており、ホテルに続く通り(約100m)に入るためには、
 ・パスポート等の身分証明書
 ・ホテルの予約確認書、又はロイヤルナショナルと名前が記載されている旅行会社等が発行した日程表
が必要となります。尚、車両は一切通行出来ません

この処置は少なくとも今日一日は続くと言われておりますが、現地時間7月09日以降に関しては不明です。


■ その他:
*三越は7月08日はクローズしておりますが、イギリス屋は通常通りオープンしています。
 その他、リバティー、ハロッズ、セルフリッジ、ジョンルイス等の百貨店も通常通り営業しています。

*全ての劇場、ミュージカルも、本日より通常通り公演を行うとの事です。


以上、ご注意ください。
尚、また新しい情報が入り次第、お知らせいたします。