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エジプト / 1月28日、エジプトでの大規模「デモ」発生後の状況

掲載日時:2011年01月29日

情報提供:社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会

2011年1月28日(金)、イスラム教の金曜日の集団礼拝に続いて、ムバラク政権の退陣を求める大規模な「デモ」が発生いたしました。
エジプト政府は規模拡大を抑えるため、昨日早々、携帯電話・インターネット回線を遮断し、携帯やインターネット利用を不可にする等の対応をいたしましたが、カイロではタハリール広場などで約1万人以上のデモ隊が占拠するなどの状況に至っております。

ムバラク大統領は、事態の鎮静化のため軍を出動させ、1月28日 18:00〜29日 07:00の時間帯、カイロ、アレキサンドリア、スエズなどに夜間外出禁止令を発出いたしました。

日本時間08:00頃(現地時間 深夜 02:00頃)、現地と連絡をとり状況を確認いたしましたが、少しは落ち着きを取り戻したものの、現在もカイロ市内でのデモは続いている模様です。
これらのデモによる影響は、以下の通りです。

■ 観光場所のクローズによる観光場所変更など
昨日、お知らせした通りです。
※詳細: URL http://www.otoa.com/news_detail.php?id=19221

■ タハリール広場近くのホテル
コンラッドホテル、マリオットホテル、ラムセスヒルトン、カイロシェラトンでは、デモが激しかったことから、外出が禁止されました。
よって市内レストランで夕食を予定されていたグループはホテルでの食事に変更、また上記ホテルで夕食をとられていたグループや個人のお客様は、そのまま同ホテルにて宿泊をすることになっております。

■ カイロ空港の状況
昨日28日 15:00頃より現在まで、警察のチェックを受けてから外出が認められるため、カイロ空港外に出るのに、かなりの時間を要している模様です。
7時間以上も足止めをされたツアーもあり、現在もかなりの人が空港内で待機をしているとのことです。

■ その他の状況
エジプト南部のルクソール、アスワンでも数百名規模のデモが行われましたが、観光を含め、ツアーに影響は出ておりません。
本日29日の観光場所状況などに関しては、現地と連絡を取り合い分かり次第、お知らせいたします。

また、現在でも、カイロ市内、アレキサンドリア市内では、携帯電話・インターネット等の通信規制がなされているようです。ただし、固定電話、一部の回線は通常通り機能しております。

以上、現地ご滞在の方は、ご注意下さい。



※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。