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中国 [ People’s Republic of China ]

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中国 / SARS関連情報 (北京、上海、大連の状況他) (4/25)

掲載日時:2003年04月25日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

現在、急速に世界中に広まっている SARS(重症急性呼吸器症候群)発生後の各都市の状況、及び対応についてお知らせいたします。


■ 各都市の状況

*北京

SARSの疑いのある公共団地、及び住宅団地が閉鎖されています。
街の人は全てマスクをしています。
現地旅行社は、ほとんど当番体制の勤務になっています。
学校は、2週間の休校となりました。


*上海

3割程の人がマスクを着けています。
空港、駅のスタッフ、バスの乗務員、商店、レストラン等、良く頻繁的に人と接触する職業の人は、ほとんどマスクと手袋をしています。
上海周辺の江蘇省、浙江省等の旅遊局は、SARSを防ぐため団体客の受け入れを中止する様、各旅行社へ通達。
既に予約を受けているツアーについては、各旅行社が状況判断する事になっております。


*大連

現在のところ、感染者は見つかっておらず、人々は通常通りの生活を送っています。



■ 中国への入国時の手続き例 (上海空港を利用される場合)

1) 搭乗した後、健康申告書を2枚もらう。
  1枚は通常の健康申告書、もう1枚はSARSの申告書。
  ↓↓
2) SARSの申告書は記入後、乗務員により回収。
  ↓↓
3) 飛行機が上海に到着後、検疫官が飛行機に乗ってきて、全員のSARS申告書内容をチェック。
  ↓↓
4) 飛行機から降りて検疫カウンターを通過する手前で、耳で測る体温計にて体温を測定。
  ↓↓
5) その後、検疫カウンターに、体温を記入した通常の健康申告書を受け渡す。
  ↓↓
6) その後は、通常通りイミグレーションと税関を通過する。
  空港に勤務する人は、全てマスクをして感染予防を図っている。

※「健康申告書」のフォームは、下記サイトをご参照ください。
 URL http://www.otoa.com/home/news_ditail_01.php?serial=5410