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香港 [ Hong Kong Special Administrative Region ]

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香港 / 「茶具博物館」ご紹介!

掲載日時:2003年06月11日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

WHOによる注意勧告も解除され、外務省発出の危険度も注意喚起に下がった香港。
SARS(重症急性呼吸器症候群)により、大きな被害を受けた香港観光業界ですが、一日も早い復活を期待して香港の今まであまり知られていない様なポイントをご紹介させていただきます。

今回は、『茶具博物館』をご紹介いたします。

■ 茶具博物館 (Museum of tea Ware) --- 写真1〜5

*DATA
 場所: 香港島・アドミラリティ近くの「香港公園」内
 住所: Hong Kong Park, 10 Cotton Tree drive (香港公園内)
 営業時間: 10:00〜17:00 (火曜日休館)
 入場料: 無料 

*ポイント
香港には、たくさんの博物館がありますが、この博物館の建物は元々、香港中流の英国軍総司令官公邸だったものです。
又、この建物は「香港最古の西洋建築」と言われる歴史的な建物です。
建物は香港公園内にあり、美しい庭園に囲まれています。

*博物館の様子
茶具文物館は、2つの隣接している建物(フラッグスタッフハウスと羅桂祥茶藝館)からなり、館内に展示されている茶具は600以上もの種類にもなります。
フラッグハウスには、中国の伝統的な茶器や印章が展示されており、羅桂祥茶藝館では時代別に茶器を展示し、お茶の作法等も紹介されております。
正面入口には、ギフトショップもあり、多種類の茶葉や茶器が販売されております。

★ 写真解説

 *写真1 --- 外観。 白亜のハウスが緑や花々に映えます。
 *写真2〜3 --- フラッグスタッフハウス内におさめられている
            寄付された宋・明の時代の印象(写真2)や、歴史的な茶器の数々(写真3)
 *写真4〜5 --- 羅桂祥茶藝館におさめられている
            12の季節ごとに絵柄がつけられた茶器(写真4)や、現代的な茶器(写真5)

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■ パークインレストラン --- 写真6〜9

ランチをお召し上がりいただける、公園内のレストランです。
現在、土日には炒飯やサラダ、デザートなどの屋外ランチビッフェが楽しめます。
休日には、多くの人々がのんびり散策をしておりますし、又、園内には婚姻届け所があるので、結婚式を行っているカップルを目にされるかもしれません。

★ 写真解説

 *写真6 --- 公園の緑に囲まれたレストラン
 *写真7 --- 隣には滝も流れております
 *写真8 --- 屋外ビュッフェの様子
 *写真9 --- メニューは麺、炒飯、サラダなどさまざま



こちらの博物館の見学にかかる所要時間は約30分程度です。
大きい博物館ではありませんので、逆に飽きる事なくご覧いただく事が出来ます。
近年、日本でも注目されつつある中国茶に興味をお持ちのお客様には、特に是非訪れていただきたい場所の一つです。

又、香港公園内のレストランは博物館のすぐ隣に位置しておりますので、博物館の見学や香港公園の散策の後、休憩を兼ね昼食をお取りいただく場所にぴったりです。
上記ご紹介したランチビュッフェは残念ながら、土日のみとなっておりますが、平日は、セットランチを召し上がっていただけます。


香港といえば、エネルギッシュな街をイメージされる方も多いと思いますが、そんな街の喧騒を離れ、緑豊かな公園内の博物館を、見学されてみてはいかがでしょうか。