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台湾 / SARS関連情報1(チャイナ エアラインからのお知らせ−1) (4/15)

掲載日時:2003年04月15日

情報提供:台湾観光協会、 チャイナ エアライン(中華航空)

チャイナ エアライン(中華航空)より、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」に関してのメッセージが届きましたので、ご案内いたします。



2003年4月11日



SARS(重症急性呼吸器症候群)への対応


チャイナ エアラインは3月中旬より、SARSの感染を防ぎ、お客様に快適で清潔な空の旅をお楽しみいただくために最善をつくしてまいりました。
弊社での対応をお知らせ致します。


【 搭乗前の対応 】

1. SARSの注意を喚起するために 各空港のチェクインカウンターに警告書を張り出しています。
2. 台北及び高雄空港のチェックインカウンターでは、お客様に記入していただく「SARS防治調査表」をお渡し
  しています。
3. 空港職員はチェックインカウンターや搭乗口で、SARSの症状が見られるお客様がいないか常に注意します。
  また症状が見られるお客様には、医師の診断書の提示もしくは、状況によっては、ご搭乗をお断りする場合も
  あります。

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【 機内での対応 】

1. 到着地によっては全てのお客様に質問票が配られます。
2. SARSの症状が見られるお客様には、高機能マスク「N95」を装着していただき、他のお客様から隔離し、
  専用のトイレを用意します。また、症状が見られるお客様の前後のお客様にもN95をお配りします。
3. 機長は機内アナウンスでその旨を伝え、着陸空港にも連絡をします。

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【 乗務員 】

1. 各乗務員にN95マスクを支給しており、乗務中の装着を許可しています。
  香港、ベトナム、シンガポール線では、すべての乗務員がマスクを着用しています。
  各便には手袋を搭載しており、機内でSARSの症状が見られるお客様に接する際に使用されます。
  また、機内食の後片付け時や、雑誌、新聞の回収時及び、トイレ清掃の際には手袋を使用しています。
2. 乗務員に感染の疑いがある場合は、勤務から外し、台湾の政府行政院衛生署疾病管理局の指導に従って
  隔離され、病状は毎日衛生署に報告されます。
3. パイロットが乗務後10日以内に、SARSの症状が見られた場合、衛生署の指導により直ちに医師の診断を
  受け会社に報告することになっています。

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【 機材について 】

1. チャイナ エアラインの全機材の空調システムには、空気中のバクテリアや細菌などを取り除くことができる
  フィルターが装着されています。
  また、機内の空気は3〜3.5分ごとにすべて入れ換えられています。
  機内の空気は非常に乾燥しており、細菌などが繁殖しにくい環境となっています。
2. 台湾-香港/シンガポール線の飛行機の枕カバーと毛布は、常に清潔なものを使い、回収された枕カバーと
  毛布は洗濯、消毒されます。
3. ヘッドフォンはすべて新しいものに切り換え、使用済みのカバーの部分は廃棄されます。
4. 食器類は、専用車で運ばれ、カートと食器類は95℃の熱湯で洗浄した後、殺菌消毒されます。
5. 衛生署の指導により、SARSの疑い、もしくは可能性があると思われるお客様が搭乗した際は、衛生署
  監督ものと、ボーイング社推奨の消毒液 AMS1453にて消毒されます。
  また、香港からの航空機をすべて消毒します。
  消毒する箇所は、壁面パネル、全トイレ、キッチン作業場、コックピットの操縦桿、頭上の荷物置き場、
  取っ手、食事用のテーブル、ひじ掛け、座席、壁、窓、カーペットなどです。
  また、該当の方が使っていたヘッドカバーや消耗品はすべて回収され焼却されます。
  周囲3メートル以内の座席とカーペットも消毒されます。