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インドネシア デンパサール(バリ島) / 世界遺産「スバック」ご紹介

掲載日時:2014年04月28日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

2012年6月、バリ島の棚田を支える水利システム「スバック」がユネスコの世界文化遺産として認定されました。
「スバック」とは山から流れてくる水を引き、棚田の端から端まで公平に行き渡らせる機能のことを意味しています。「スバック」は千年以上にわたって棚田を支えてきた神・自然・人間との密接な繋がりと調和を説くバリヒンドゥー教の哲学「トリ・ヒタ・カラナ」に基づいたバリ独特の水利システムです。宗教行事を含めた、稲作に関わるすべての活動を取り仕切る組織の呼び名も「スバック」と呼ばれています。
棚田およびその場所やお寺そのものが世界遺産に登録されたと思われている方が多いのですが、もっと広い意味で、その地区にある流水の分配システムが文化遺産となっております。

◎ 世界文化遺産として登録されたバリの水利システムと関連のある地域
* バトゥカル山林保護地区内ジャティルイ地区 (タバナン県)
* タマンアユン寺院地区 (バドゥン県メングィ)
* パクリサン河川流域 (ギャニアール県)
 →ウブド地区の棚田への流水があり、テガラランにも関係しております。
* ウルンダヌ・バトゥール寺院とバトゥール湖地区 (バンリ県)

以上の棚田地帯、1万9500ヘクタールに及ぶ地域の水利システムが評価され、ユネスコに世界文化遺産として認定されています。
是非ご覧ください。