「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況
２０２１年１月０３日時点の総感染者数は２８０,２９０名

■ 行政・その他機関からの発表
シンガポール政府は、オミクロン変異株の感染拡大を受け、職場での感染を抑制する対策の一環として、２０２２年２月０１日から就労査証を含む長期パス、学生ビザと永住権者(PR)の新規申請について、ワクチン接種を条件とする旨を発表。
また、出社条件については、２０２２年１月１５日からワクチン未接種者について検査を受ければ出社を可能とする条件を撤廃する旨を発表。なお、ワクチンを１回接種して、２回接種を終えていない労働者については２０２２年１月３１日まで事前検査の上で出社を認める旨を発表。

■ 規制・宣言・外出制限
* ２０２１年１１月２２日より規制を緩和し、 市内におけるグループ行動は５名まで
　ワクチン接種者であれば５名まで店内飲食が認められた。
* 市内のショッピングモール、専門店舗では、ワクチン未接種者の入場は不可。

■ 入国制限
各国感染とワクチン接種状況に応じて分類する下記４つのカテゴリーに分類される。
* カテゴリー１ --- 入国時にＰＣＲ検査を受けて陰性であれば、隔離の必要なし。
* カテゴリー２ --- ＰＣＲ検査に加え、入国後７日間の隔離義務あり。隔離先については自宅も許可。
* カテゴリー３＆４ --- 全て、指定宿泊施設での１０日間の隔離となる。
日本からの渡航者は「カテゴリー２」に分類される。

■ ワクチン接種・計画状況
２０２２年１月０１日現在、ブースター接種を完了した国民は４１％程度となっている。

■ 街中の様子
感染拡大に落ち着きが見られていることがあり、２０２１年１１月２２日より規制を緩和しましたが、各企業も在宅業務を基本としており、これにより市内の人流は制限されています。
市内公共交通機関は通常運行、市内については全く混乱は生じておりません。
国内におけるコロナによる死亡者は２０２１年９月から増加傾向(1月02日現在 829名)にあります。
国内の病院は現在まで医療崩壊の状況にはありませんが、このまま感染者が増加すると病床数が逼迫する可能性を政府は示唆しています。

以上、ご注意ください。