「日本の桜」、「ベトナムのハス」と言われる様に、ハスはベトナムの国花であり、昔から人々に愛された花です。
そんな特別な花を使用し、限られた時間と選ばれた環境で作り出される、贅沢の極みとされるお茶の製茶シーンを身近で見学できる場所がハノイにはあります。

「Huong Sen」のハス茶は、厳選されたお茶とハスの花で作られています。
製茶過程でも手間隙がとにかくかかり、昔からハス茶は特別なものとして扱われ王様への献上品としてよく使用されていました。今でもベトナムでは、特別な贈り物として使用される事があっても、毎日手軽に飲めるようなお茶ではありません。
このお茶屋では、１ｋｇのハス茶を作るのに約１,０００本のハスが使用されるというから驚きです。

ハスの花はタイでも南ベトナムでも咲くが、香りがとにかく良く、品質の良いハスは北ベトナムにしか咲かないため、ここでしか生産が出来ないそうです。
ハス茶には、安眠効果があるといわれています。

今がまさにハス茶作りの時期にあたります。ハノイへお越しの際は、このハス茶作りを見学してみてはいかがでしょうか？


■ Huong Sen
　場所： １５ HANG DIEU St. (旧市街内)
　期間： ５月下旬〜７月下旬
　早朝： ７:００〜９:００