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国別渡航先速報

アメリカ / アメリカ合衆国への旅行者に新たなパスポート管理体制を実施

掲載日時:2003年08月06日

情報提供:社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会

アメリカ国務省(U.S. Department of State)では、2003年10月01日以降、新たにパスポート管理体制を強化する事を発表しましたので、下記にご案内させていただきます。


■ 2003年10月01日より、日本、イギリスを含むビザ免除プログラムの対象となっている27ヵ国の市民は、アメリカ合衆国入国の際に、記載情報が機械で判読可能なパスポートを提示する事が求められます。
航空会社各社は、お客様がチェックインされる前に正しい書類を保有しているかの確認を行います。

この新たなパスポート管理体制の導入は、アメリカ政府によるセキュリティ強化プロセスの一環です。
「記載情報が機械で判読可能なパスポート」とは、写真添付面に情報コードが印刷されているパスポートの事で、ビザ免除プログラムの対象となっている27ヵ国で発行された最新のパスポートは、このタイプとなります。

新たなパスポート管理体制の導入により、本年10月01日以降、記載情報を機械で判読出来ないパスポートを所持されているお客様は、ビザ免除プログラムの対象外となります。


■ ビザ免除プログラム対象国の市民でまだ機械判読可能なパスポートを所持していない方は、ご旅行の前に居住国または国籍地の米国領事館からビザを取得する事が求められます。


■ ビザ免除プログラム対象国市民である乳幼児を含むお子様も、機械判読可能なパスポートを米国入国時に提示する事が求められます。
現在、ご両親のどちらかのパスポートに併記されているお子様も本年10月より、個別のパスポートの提示が求められます。


■ TWOVプログラム一時中止のお知らせ
米国国土安全保障省が、トランジット・ウイズアウト・ビザ(TWOV=乗継ビザ免除)プログラムを一時中止しました。
米国国土安全保障省が、保安上の理由により、米国を経由して第三国へ乗り継ぎされる旅客へのビザ免除プログラム、トランジット・ウイズアウト・ビザ(TWOV)を、
2003年8月02日より一時中止いたしました。
従来、TWOVとしてビザ無しで米国乗り継ぎをされていたお客様は、米国に向け出発される前に、あらかじめ通過ビザを取得する必要がございます。

[往路における例外処置]
2003年7月24日以前に航空券を購入されたTWOVのお客様は、2003年8月04日以前の出発予定であれば、従来のTWOVプログラムに則って通過ビザ無しで米国で往路の乗り継ぎが出来ます。

[帰路における例外処置]
往路をTWOVプログラムで米国を通過したお客様は、2003年8月09日以前の出発であれば、従来のTWOVプログラムに則って通過ビザ無しで米国で帰路の乗り継ぎが出来ます。


※尚、日本など世界27ヵ国の市民を対象にした米国ビザ免除プログラムで米国に入国する乗客は、このTWOVプログラム一時中止の影響は受けません。
(下記以外のパスポートをお持ちの方が、上記TWOVの対象となります)

現在ビザ免除プログラム対象国は以下の通りです。
アンドラ公国、フランス、ルクセンブルグ、オーストラリア、ドイツ、モナコ、スロベニア、オーストリア、
アイスランド、オランダ、スペイン、ベルギー、アイルランド、ニュージーランド、スウェーデン、ブルネイ、
イタリア、ノルウェー、スイス、デンマーク、日本、ポルトガル、イギリス、フィンランド、
リヒテンシュタイン公国、サンマリノ共和国


★ 米国のビザ政策に関する情報、及び手続きについての詳細は、下記サイトにてご確認ください。

アメリカ国務省(U.S. Department of State)
*ビザサービス URL http://www.unitedstatesvisas.gov
*旅行者向けサイト URL http://travel.state.gov/vwp