メキシコシティから１時間３０分ほどで行ける「トラスカラ州」の魅力をお伝えいたします。
３１の州があるメキシコですが、その中で一番小さな面積なのがトラスカラ州です。
小さな州ですが、メキシコ国内でも有数なコロニアル都市としても有名です。
州都のトラスカラはメキシコでも典型的な街で、ソカロ(中央広場)があり、周りには教会や博物館が立ち並びます。
でもトラスカラの街には中央政庁があり、過去にメキシコの中心地として発展した歴史があります。　

「カカシュトラ遺跡」は、遺跡全体が現在でもオリジナルの漆喰といくつかの壁画で覆われているため、雨の浸食を防ぐため世界でも最大級と言われる大きな屋根に、神殿全体を包んでいます。近年の発見では、最も保存状態の良いこの壁画は当時のメソアメリカ文化圏の繁栄と衰退、彼らの文明形態など、文字以上に語っています。
また、メキシコシティにある国立人類博物館にカカシュトラ遺跡の壁画のレプリカが展示されています。
オリジナルを鑑賞されたい方は、ぜひこの機会にカカシュトラ遺跡まで訪れてみてはいかがでしょうか。

「トラスカラ州」は、メキシコシティからアクセスがしやすい場所になっています。
とても小さな州ですがとても魅力のある場所です。週末などを利用して訪れてみてはいかがでしょうか。