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ペルー、アルゼンチン、チリ / 「ダカールラリー2013」新ルート決定!

掲載日時:2012年03月23日

情報提供:株式会社ラティーノ

2012年3月21日、世界一過酷なラリーとも呼ばれる「ダカールラリー」の新ルートが発表されました。 
同ラリーの詳細、及び予想される観光への影響を以下にお知らせいたします。

■ 概要
南米大陸で5回目の開催となる「ダカールラリー」ですが、次回2013年のレースでは、スタート地に初めてペルーの「リマ」が選ばれました。
レースは、リマを出発した後、アルゼンチンを通過し、チリのサンチアゴでゴールとなります。

 * 期間: 2013年1月05日〜20日
 * スタート: ペルー リマ
 * ゴール: チリ サンチアゴ
 * 走行距離: 約8,000km
 * 詳細: 公式サイトURL http://www.dakar.com/ (フランス語、スペイン語、英語他)

〔観光への影響〕
ペルー商工会議所(CANATUR)によりますと、ダカールラリーを目当てにペルーを訪れる観光客数は10万人以上になると、予想しております。
ラリーの具体的なコースは後日発表される予定ですが、ピスコ、ナスカ、アレキパを通ることが予想されています。
これを受け、ラリー期間中はスタート地点のリマだけでなく、通過予想地のホテルの予約状況が100%を超え、大変混雑することが予想されます。
同時期にご旅行をご計画の方は、十分にご注意ください。

〔出発日当日の道路規制状況〕
スタート地点も現時点では発表されておりませんが、おそらく旧市街(アルマス広場周辺)になるのではとみられています。
なお、昨年ゴール地であったリマでは、レース当日は市内の道路が通行止めになったこともあり、旧市街観光は徒歩でのアクセスが可能でしたが、当日詰め掛けるラリーファンなどにより、観光が非常に困難になりました。

〔その他〕
同大会は、元々、パリ〜ダカール(モーリタニア)間を走破するレースでしたが、アフリカ モーリタニアの治安悪化のため、2009年より南米で行われるようになりました。
2009年の南米最初の大会には、49ヵ国から約500台のマシンが出場しています。またアルゼンチンでは300万人、チリでも60万人もの観客が同レースを観戦、そしてそのレースの模様は180ヵ国、計78チャンネルで放映されるほど、人気絶大なレースなのです。
日本にもダカールラリーのファンは多く、特に今回はトヨタが参加するということもあり、大注目のレースとなっています。