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アルゼンチン / 新型インフルエンザによる「緊急衛生注意宣言」が発出されました

掲載日時:2009年07月02日

情報提供:株式会社ウニベルツール

2009年6月30日(火)、ブエノスアイレス自治区では、新型インフルエンザの患者増加を受け「緊急衛生注意宣言」を発出いたしました。

1) 「緊急衛生注意宣言」の主な内容
* ブエノスアイレス市内の私・公立病院は、同市厚生省管轄の下、運営される事になります。
* 小中学校の冬休み開始時期を1週間早め、7月06日(月)〜8月02日(日)となります。(通常、冬休みは2週間)
* 風邪の兆候が見られる時は、学校や職場はもちろん、人の多く集まる場所には行かない様、注意を促しています。

2) 旅行者に対する対応策は、現地7月01日(水)現在、何も出ておりません。
 新たな対応が出されましたら、改めてお知らせいたします。

3) その他、アルゼンチンの官公庁からの通達は、今のところ何も出ておりません。

4) 現状
現時点では、緊急衛生注意宣言は17州・1自治区で発令されてはいるものの、全国レベルでの注意喚起には至っておりません。
しかしながらアルゼンチン政府では、6月29日(月)に「新型インフルエンザ対策会議」を行い、政府としての対策措置を検討いたしております。
詳細は、在アルゼンチン日本大使館発出の情報にてご確認下さい。(以下参照)

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在アルゼンチン日本大使館 / 平成21年6月30日

■ アルゼンチン政府の新型インフルエンザ対策措置(6月29日保健緊急委員会での決定)

(1) 29日、フェルナンデス大統領及びマサ首相の出席の下、新型インフルエンザ保健緊急委員会が開催されました。同委員会後、委員長であるマサ首相より、今後の対策措置として以下の点につき発表がありました。

* 新型インフルエンザについての国民への情報提供を目的とする専門家からなるチームの設置
* 今後60日間における、医療機関、診療所での薬品購入、医療要員契約のため、厚生省に対し700百万ペソの予算を充当
* 各州政府に対し、学校の冬休み期間の延長措置(報道によれば、1〜2週間の延長)をとることを承認
* 国民に対し、大勢の人が集まる行事に参加することを避けるよう推奨

(2) なお、専門家等から要請があった衛生緊急事態宣言発出は見送られ、また検討されていた大規模イベントの中止、ショッピングモールの閉鎖、及びサッカーの試合における観客入場禁止等の措置は実施されないこととなりました。


以上、ご旅行をご予定の方はご注意下さい。また進展がありましたらご連絡いたします。