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ボリビア / 「ティワナク遺跡」が崩落の危機

掲載日時:2009年12月03日

情報提供:株式会社ラティーノ

南米 ボリビアの世界遺産 ティワナク文化。それを象徴する遺跡「ティワナク遺跡」が、崩落の危機に直面しています。
首都 ラパスより約1時間30分、ティティカカ湖畔の南側に位置する同遺跡ですが、地元行政庁の発表によりますと、遺跡の内部に雑菌や細菌が広がっている事が原因で、侵食され始めているとの事です。

特に同遺跡の中で最も重要なモニュメントであり象徴ともいえる「太陽の門」(Puerto del Sol)の侵食が最も進んでいるといわれ、門の上部部分の石においては、60%近くが浸食されていると考えられています。
標高4,000m近い環境下、このままの状況を放置しておいては、今後もさらに傷みが進行する事は避けられない状況です。
世界有数の遺跡を失わないためにも、関係者には素早い対策が望まれています。

尚、ここ「ティワナク遺跡」は、2000年にユネスコ世界遺産に登録されたボリビア有数の遺跡です。南米の歴史好き・遺跡好きの方にはおすすめの場所です。

太陽の門太陽の門

カラササヤの門カラササヤの門