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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 中・東ヨーロッパ/中央アジア

スロバキア [ Slovak Republic ]

スロバキアの国旗

国別渡航先速報

チェコ、ドイツ、ハンガリー、オーストリア、スロバキア、ルーマニア / 大雨による影響 (続報18)

掲載日時:2002年09月11日

情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト

中央ヨーロッパ地域を襲った大雨による影響について、現地時間9月10日午後における状況をお知らせします。
(前回の情報との変更部分については、赤字 で、標記しています)


●チェコ

◆プラハ
[ 観 光 ]
*カレル橋は8月28日 10:00より徒歩での横断が可能になりました。
 又、清掃作業が終了したため、プラハ城からカレル橋へは通常ルートで移動する事が可能です。

*観光バスが通行可能な橋はVARABDIV、HLAVKUVに続きBARIKADNIKU橋もオープンしました。
 よってプラハ市内を南北に通りぬける事が可能になりましたが、依然として市内の交通渋滞がは続いています。
 それ以外の橋は徒歩、もしくは公共交通機関のバス、及び路面電車のみ通行可能です。

*モルダウ川を挟んだ地域は、復旧に時間がかかる見通しです。

*9月4日より、旧市庁舎のからくり時計が動き出しました。

*新旧シナゴーグがオープンしました。

*スメタナ博物館は依然クローズ中の模様です。


[ 地下鉄 ]
*以下の線・区間のみ運行しています。
 A線: NAM.MIRU〜SKALKA
 B線: NOVE BUTOVICE〜ZLICIU、CERNY〜MOST HLOUBETIN
 C線: HAJE〜MUZEUM


[ トラム ]
*8月18日の段階で、全面的に運行が再開しています。


[ レストラン ]
*旧市街広場は浸水には至りませんでしたが、弊社にて使用するレストランの状況は以下の通りです。

・U MAXIMA: クローズ中
・U TRI PSTROSU: オープンしました。
・BELLEVUE: オープンしました。
・U VEJVODU: ビアホールに続き、レストラン部分もオープンしました。


[ ツアー ]
プラハ発の「PRAGUE SIGHTSEEING社」のローカル・パッケージツアーの船を使用したコースは「T6/PRAGUE BY NIGHT」以外のコースも運行が開始されました。

*モルダウ川クルーズは8月31日まで運休します。

*日本大使館が洪水の被害にあったため、日本領事館の業務が大使公邸にて再開されました。
受付時間: 月〜金 9:30〜12:30 / 14:00〜17:00
電話: +0420-(0)602-448066、0420-(0)602-656772
住所: PRAGUE 6, STRESOVICE, POT HRADBAMI


[ ホテル ]
以下でクローズしているとお伝えしているホテル以外は、オープンしています
*ASTORIA / 停電が解消され、オープンしました。
*MARRIOTT PRAGUE / 電話が復旧し、問題なく営業しています。
*GRAND HOTEL BOHEMIA / 8月20日夕刻よりオープンしました。
*HILTON / 9月26日よりオープン予定。
*INTER-CONTINENTAL PRAHA / 浸水のため、10月末よりオープン予定。
*FOUR SEASONS / 浸水したため少なくとも11月1日まで閉鎖、調査の後、再開日が決定されます。
*IBIS PRAHA KARLIN / 年内のオープンは困難な模様です。


◆チェスキー・クルムロフ
 8月19日より、一部浸水はあるものの、進入禁止は解かれ観光が可能となりました。
 通常の観光に支障はありません。

*城は(塔・ガーデン・バロックシアター)、エゴンシーレ文化センターがオープンしています。


◆その他の都市
*コノピシュチェ城、カルルシュテイン城はオープンしています。
 観光及びバスのルートにも影響ありません。


[ 鉄 道 ]
*ベルリン方面への列車は、依然運休しています。
 現在のところ、ドイツ国鉄等による代替バス輸送は行なわれておりません。
 以下のバスが運行されていますが、国鉄とは無関係であるため、バス代は別途必要です。
 ・LINIEN BUS BY BEX
  毎週水曜・土曜 ベルリン発 11:30 → プラハ着 18:00
  毎週月曜・火曜・金曜・日曜 ベルリン発 23:45 → プラハ着 06:15
  料金: 片道 一人あたり 30ユーロ

HOLESOVICE駅は国内列車向けにオープンしますが、国際列車はプラハ本駅(Hlavni Nadrazi)発着となります。

*国内列車の状況
 ・VESELY NAD LUZNICE〜CESKE BUDEJOVICE間:運行可能となりました。
 ・CESKE BUDEJOVICE〜CESKY KRUMLOV間:運行しています。
 ・プラハ〜VESELENAD LUZNICE間:運行しています。

*ウィーン方面の国際列車は、正常な運行が行なわれています。




●ドイツ

◆ドレスデン
 市内には日本人グループ以外にも観光客が訪れており、基本的に観光は可能な状況となりました。

[ 観 光 ]
*8月19日、エルベ川にかかる2つの橋、カローラ橋、アルブレヒト橋、及びアウトバーンにかかる橋の閉鎖は解かれましたが、市内は渋滞が激しくなっています。

ゼンパーオペラのガイドツアーは再開されました。

*ツヴィンガー宮殿内
・中庭: 8月27日より見学可能。
・武器庫博物館(Rustkammer): 8月27日より見学可能。
・陶磁器コレクション(Porzellan Sammlung): 10月8日オープンの予定です。
・アルテ・マイスター絵画館: オープンは年末になる見込みです。

*レジデンツ城は8月26日よりオープンしています。
 また、外壁の壁画「君主の行列」も問題なく見ることができます。

*ALBERTINUM は、8月20日よりオープンしました。

*ドレスデン観光の代替としては、MORITZBURG城(ドレスデンから30分程度)、BAUTZEN、ライプチヒ等の他都市が挙げられます。

*コーチはALBERTINUM前、劇場広場前、市庁舎前には停車することが可能ですが、当社のガイドミーティングポイントであるレストランITALIENISCHES DOERFCHEN 前の駐車は未だ困難な状況です。
 代替場所は追ってお伝えします。

*食事手配の殆どは全て新市街にて手配されています。

*SOPHIENKELLER(KEMPINSKIホテル地下): 年内のオープンは不可能です。

*PULVERTURM・SILLVERSOLLN: 年内には再オープン予定。

*市外とを結ぶ道路・交通機関の状況は、以下の通りです
・チェコとの国境は、短い距離で繋ぐことのできるBAHRATALがオープンしましたが、Schmitkaは、依然クローズしています。
・Konigstein〜Bad Scandau間は通行止めが解かれ、Prague〜Bastei〜Konigstenルートが通行可能となりました。


[ ホテル ]
以下でクローズしているとお伝えしているホテル以外は、オープンしています。
 *KEMPINSKI TASCHENBERGPALAIS DRESDEN / 少なくとも10月末までクローズする予定。
 *ART’OTEL / 再オープンは未定です。
 *IBIS DRESDEN BASTEL、IBIS DRESDEN KONIGSTEIN、IBIS DRESDEN LILIENSTEIN
 少なくとも9月末までクローズ予定です。現在10月分の予約も受付け不可です。
 *MERCURE NEWA DRESDEN / 2003年1月1日までクローズの予定。
 *WESTIN BELLEVUE DRESDEN / 10月半ば〜11月まではクローズ。
 *HILTON DRESDEN
 8月26日よりオープンしました。


◆ライプチヒ
*洪水の影響はなくなり、市内観光は可能です。


◆ピルニッツ(PILLNITZ)
*庭・宮殿ともに再オープンしました。
 庭は一部通常の見学ができない模様ですが観光に影響はありません。


◆バッドシャンダウ(BAD SCHANDAU)
*市内への進入が可能になりました。
 ただし、弊社で手配できるレストランは依然としてクローズしています。


◆ケーニッヒシュタイン(KOENIGSTEIN)
*ケーニッヒシュタイン〜バッドシャンダウ間は、通行止めが解かれています。
 バッドシャンダウへも進入出来る様になりました。

◆マイセン
*ELBTAL橋に続き二つ目の橋が開通し、市内の交通渋滞は緩和された模様です。

*旧市街の観光も可能です。マルクト広場、 ブルク通り、アルブレヒト城、大聖堂(DOM)といった通常の観光ルートも通行可能です。
 来週からはプライベートカーも市中心部への進入が可能となります。

*マイセン付近は河岸の一般道路が一部不通となっていますが、アウトバーンの出口ノッセン(NOSSEN)で降り、B101号線でマイセン市内に入る事が可能です。
 ベルリン、及びドレスデンからも、このルートを取る事が可能です。

*磁器工場は、8月21日(水)より一般公開を再開しました。

*旧市街のレストラン WALDSCHLOESSCHEN、VINCENZ RICHTER、RATSKELLER MEISSENは営業を再開しています。


◆ハンブルグ
*水量が増えているものの、現段階では観光等に支障はありません。


◆ベルリン、ポツダム
*ベルリン市内を流れるハーフェル川、スペレー川、も増水していますが、特に観光に支障はありません。


◆ピルナ
*8月22日現在、ピルナ(PIRUNA)にかかる橋は開通しました。


◆バステイ
*バステイにはドレスデンからB6、BURG STOLPEN経由で入れます。
 レストラン「BERGHOTEL BASTEI」は、営業しています。


◆エルベ川下流の町
*車での移動に関してはワイマール〜ウィッテンベルグ間、ウィテンベルグ〜ベルリン間等、高速道路もエルベ川の橋も通行に問題はありません。


[ 鉄 道 ]
*ドレスデン近辺を始め、ドイツ東部の鉄道はまだ復旧しておらず、ザクセン州一般道と同様、鉄道の被害は甚大です。
*ドレスデン〜プラハ間: 復旧は9月半ばまでかかる見通しでしたが、さらに時間を要する模様です。
*ドレスデン〜ライプチヒ間: 復旧はしておらず、バスによる代替輸送が行われています。
*ドレスデン〜ケムニッツ間: Klingenberg〜Colmnizt〜Dresdenが不通(2003年までかかる模様です)。
*ベルリン〜ドレスデン間: 通常ダイヤではありませんが運行されています。
*ベルリン〜ライプチヒ間: 開通しましたが、大きな遅れが出ている模様です。
*ベルリン〜プラハ間: 開通しました。但し、所要時間が15時間かかります(Leipzig、Zwickau経由)。
 ※通常ルートの場合、所要時間は5時間です。


[ クルーズ ]
*エルベ河クルーズ
 ピルニッツ〜ドレスデン間に続き、ドレスデン〜バート・シャンダウ間の運行が再開されました。
 ただし、ケーニッヒ・シュタインは船着場が使用できないため、停船はせずに通過します。




●ハンガリー

◆ブダペスト
[ 観 光 ]
*市内観光は可能で、市内の全ての橋は通行可能です。

*PANORAMADECKのチャーター・ボートは運行を開始しました。

*センテンドレ、ヴィシェグラード、エステルゴムへ行くハイドロフォイルを運行しているMAHART社は8月26日に運行を再開しました。
 また、ウィーン方面への運行も8月23日より再開されています。

*デイクルーズ、ナイトクルーズを運行しているLEGENDA KFT社は22日よりこれまで通りVIGADO TERピアから運行を再開します。


[ ホテル ]
浸水しているホテルはありませんが、ホテルごとの状況は以下の通りです。
*DANUBIUS GRAND MARGITZIGET、DANUBIUS THERMAL MARGITSZIGET / 営業しています。
*HYATT REGENCY BUDAPEST / 川に隣接しているが問題はありません。


◆センテンドレ
*旧市街・主要観光箇所は入場可能です。センテンドレまでは問題ありませんが、それ以降の道筋に土嚢が積まれ、川沿いの道路が閉鎖されている箇所があり、迂回が必要な箇所があります。


◆ヴィシェグラード
*ブダペストからヴィシェグラードへの道路は8月22日に開通しました。


◆エステルゴム
*クルーズ・観光ともに問題はありません。


[ 鉄 道 ]
*国内列車、国際列車はプラハ、ウィーン方面を含め、正常に運行されています。




●オーストリア

◆ウィーン
*観光に支障はありません。

*ブダペスト方面のハイドロフォイルは、通常スケジュールで運行されています。


◆ザルツブルグ
*観光に支障はありません。


◆メルク
[ レストラン ]
下記のレストランが洪水の後処理として改装工事を行うため、クローズしています。
・DONAUHOF: 来年2月頃までクローズの予定
・SCHLOSS LUBEREGG: 来年2月頃までクローズの予定。


◆ヴァッハウ渓谷
 メルク〜クレムス間のDDSG BLUE DANUBEの運行は、再開されています。




●スロバキア

◆ブラティスラバ
[ 観 光 ]
*市内観光に影響はありません。

[ ホテル ]
*問題ありません。




●ルーマニア
*ルーマニア全土で、観光箇所等に影響はありません。



以上、ご注意ください。