先週、中央ヨーロッパ地域を襲った大雨による影響について、現地時間 ８月１４日 午後の時点の状況をお知らせします。


■ チェコ

プラハの状況です。

＊空港： 洪水の影響は出ていません。

＊鉄道： ドレスデン〜ベルリン間が不通になるなど、国際線のダイヤに支障が出ています。
　オーストリア、南ドイツ(NURENBERG)、ブダペスト、ブラティスラバ方面は駅が閉鎖されて発着場所が変更に
　なっているなどの場合があるため確認が必要です。

＊トラム： ルートは変更されていますが一部で運行されています。

＊地下鉄： 浸水のある地域・避難勧告が出ている地域を含む中心部では運行されていません。
　運行されているのは下記の区間のみです。
　　Ａ線： NAM.MIRU 〜 SKALKA
　　Ｂ線： NOVE BUTOVICE 〜 ZLICIU
　　Ｃ線： HAJE 〜 PRAZSKE POVSTANI

　地下鉄が運行停止になっている地域ではバスによる振替輸送が行われている地域もあります。

＊道路事情： 車両によって東岸と西岸を往来出来る橋はVARANDOV橋とHLAVKUV橋のみとなったため、
　激しい交通渋滞を引き起こしています。

＊ホテル：
　ASTORIA： 電話が不通。クローズとなった可能性有ります。
　CROWNE PLAZA PRAGUE： 午後2時の確認では営業が続けられています。
　FOUR SEASONS PRAGUE： 少なくとも26日までクローズが決まっています。
　GRAND HOTEL BOHEMIA： 電話が不通。クローズとなった可能性があります。
　HILTON： 少なくとも9月2日までクローズが決まっています。
　IBIS PRAHA KARLIN： クローズとなっています。
　INTER-CONTINENTAL PRAHA： 8月18日までクローズが決まってます。
　PARIZ： 電話が不通。クローズとなった可能性有ります。
　RENAISSANCE PRAGUE： 電話が不通ながら営業が続けられています。

＊チェスキークロムノフ・カルロビバリ・プルゼンの観光は出来なくなっています。
　コノピスチェの観光は可能です。

＊ドレスデンのあるザクセン州への国境は下記の場所のみ開かれています。
　Schoenberg、　Oberwiesenthal、　Sebnitz

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■ ドイツ

ドレスデンの状況です。

＊観光： ガイドの報告によりますと、現地時間８月１４日 １８時の時点では旧市街の徒歩による観光は
　可能との事です。
　車両では渡れないAugustus橋やブリュールのテラス、劇場広場周辺も徒歩での見学できます。
　だたし博物館などは依然としてクローズしています。

＊ホテル： 中央駅前のホテル(IBIS、Mercure Newa)、旧市街のArt’otelは、浸水のためクローズしています。

＊ベルリンからライプチッヒに向かう列車は途中駅までで運行が停止しているという情報があります。

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■ オーストリア、ハンガリー

＊鉄道: 沿線上にある一部の線路や鉄橋が洪水にさらされる危険性があるため今後、ブダペスト・ウィーン間の
　列車の運行に影響が出る可能性があります。

＊ハイドロフォイル: 現在、ブダペスト・ウィーン間で運航停止になっているハイドロフォイルの振り替え輸送は
　コーチ(専用バス等)にて行われています。


以上、ご注意ください。