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オーストリア ウィーン / リヒテンシュタイン美術館にて「サムソンとデリア・ルーベンスの絵画が戻る」開催

掲載日時:2008年02月12日

情報提供:オーストリア政府観光局

ペーター・パウル・ルーベンスは、イタリアから戻ると彼の後援者でもあったニコラス・ロコックス市長のために「サムソンとデリラ」を描きました。この傑作は彼の作品の中でも特別に豪華なもので、芸術の間の暖炉の上におくために描かれました。そこは「貴族部屋」でも一番人目につくところでした。
1700年から約200年間、売却される1880年まで、この絵画はリヒテンシュタイン侯爵の大切な収集作品の一部でした。この絵画はフランス・フランケン2世の有名な絵画のコレクションの中で一番有名な作品として紹介され、今日ではミュンヘンにある「アルテ・ピナコテーク」(ドイツの国立美術館)に属しています。

30周年を記念して、ルーベンスの最も有名な絵を題材にした「サムソンとデリア・ルーベンスの絵画が戻る」という展示会が、まずアントワープの「ロコックスの家」、そしてウィーンの「リヒテンシュタイン美術館」にて再び開催されます。
この展示会ではルーベンスの絵画のみではなく、17世紀前半にベルギー・アントワープの美術業界に大きく関与したといわれるロコックス市長のコレクションから重要な芸術作品も展示されます。


※開催期間: 2008年2月29日〜5月25日
 詳細: http://www.liechtensteinmuseum.at/ (ドイツ語、英語)