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オーストリア ブレゲンツ / 砂漠のオペラを水上で、ボーデン湖でジュゼッペ・ヴェルディの「アイーダ」を−その2

掲載日時:2009年06月10日

情報提供:オーストリア政府観光局

「アイーダ」は伝説的な愛と死と、戦争感情、ナショナリズム、敵対心をテーマとした近代的な説話の物語で、最も頻繁に上演されるオペラ作品の一つです。
ジュゼッペ・ヴェルディの壮大なオペラ「アイーダ」は、2009年および2010年の夏、初めて湖上で上演されます。初演は2009年7月22日に予定されています。

■ 比類のないヴェルディ・シリーズ
デヴィッド・パウントニー氏自身、1993年および1994年の夏に、湖上でヴェルディの「ナブッコ」の素晴らしく感動的な演出を手がけ、比類のないシリーズを創設しました。
1999年に「仮面舞踏会」の画像が「生命の書をめくる骸骨」と共に世界中に知れ渡った時点で、ブレゲンツの湖上舞台とヴェルディの作品が完璧な相性であることがはっきりとわかったことでしょう。
湖上公演の雰囲気と環境は、まるでこの有名なイタリア人作曲家の作品のために作られたかのようであり、立派な舞台美術を伴った巨大な舞台は、作品中の大きな合唱、大勢が出演する祝祭の場面、ドラマチックな2重唱などのためにあつらえたかのようです。

■ 手に汗握るようなロケーション設定
アイーダを湖上で上演するのは初の試みです。舞台が砂漠ではなく、水辺であることは全く問題ないとデヴィッド・パウントニー氏は話しています。
「壮大な砂漠を舞台としたオペラがボーデン湖で上演されるのは、音楽祭の歴史上初めてのことであり、これはもちろん大きな挑戦でもあります。しかし私たちは、このロケーション設定を非常に面白いものだと思っています」

■ イタリア人が一人、イギリス人が二人、そして経験豊富な湖上舞台のプロ
アイーダの音楽監督はイタリア人指揮者のカルロ・リッツィ、演出は有名なイギリス人演出家 グラハム・ヴィック、舞台美術は同じくイギリス人のポール・ブラウンによって行われます。
照明は、既に何度か湖上オペラの経験があるヴォルフガング・ゲッベルが担当します。


【 湖上オペラ 2009: ジュゼッペ・ヴェルディ「アイーダ」】
* 初演:
 2009年7月22日 21:15〜

* 公演日程:
 7月: 24〜26・28〜31日 21:15〜
 8月: 1〜2・4〜5・7〜9・11〜16・18〜23日 21:00〜

* 会場: 湖上舞台・祝祭劇場

* スタッフ:
 音楽監督 --- カルロ・リッツィ、ガレス・ジョーンズ
 演出 --- グラハム・ヴィック
 舞台&衣裳 --- ポール・ブラウン
 振り付け --- ロン・ハウエル
 照明 --- ヴォルフガング・ゲッベル
 合唱指導
  アンナ・ショスタク
  ウラジミル・シェドリック、
  ブレゲンツ祝祭合唱団:ベンジャミン・ラック

* キャスト:
 王 --- ケヴィン・ショート、キール・ワトソン
 アムネリス --- マリア・ホセ・モンティエル、イアノ・タマール、グァン・ヤン
 アイーダ --- キャサリン・ネイグルステッド、タチアナ・セリアン、インドラ・トーマス
 ラダメス --- ルーベンス・ペリッツァーリ、アーノルド・ロールズ、フィリップ・ウェッブ
 ランフィス --- ソリン・コリバン、アンドリュー・ガングスタッド、リカルド・ザネラート
 アモナスロ --- クイン・ケルシー、イアン・パターソン、ヴィットリオ・ヴィテッリ
 使者 --- ジョゼフ・ガイトン、ロナルド・サム
 巫女 --- エリザベッタ・マルトラーナ、タリア・オール

 ウィーン交響楽団
 カトヴィツェ市声楽アンサンブル−「カメラータ・シレシア」
 ポーランド放送合唱団
 ブレゲンツ祝祭合唱団
 舞台音楽: 協力 フォアアールベルク音楽院
 ダンサー
 エキストラ

※湖上オペラの座席表の詳細は、パンフレット、又は下記サイトをご覧ください。
 URL http://www.bregenzerfestspiele.com/ (ドイツ語、英語)
〔注〕
ブレゲンツ音楽祭は、不安定な天候でも湖上舞台で上演できるよう努めております。場合によっては雨天での上演もあり得るほか、開始時間を遅らせるまたは上演を中断する可能性もあります。観客の皆様には、暖かく、雨をしのげる服装でお越し頂きますようお願いいたします。また、傘のご使用は、視界を遮るなど他のお客様のご迷惑となるためご遠慮ください。

※ブレゲンツ音楽祭開催期間:2009年7月23日〜8月23日