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ドイツ [ Federal Republic of Germany ]

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国別トラブル事例集

ドイツ / つきなみですか「人を見たら泥棒と思え」

掲載日時:2003年01月29日

情報提供:国際観光振興会(JNTO) フランクフルト事務所

海外旅行の哀しい原則です。


■ 見知らぬ人が声を掛けてきたら

両替してほしいとか、道を尋ねるとか、近付いてきて声を掛ける人がいたら、まず警戒すること。もちろん、害を為す人ばかりではないが、旅行者には見分けがつかない。
とにかく、人が近付いてきたら所持品に気をつけること。

哀しいことではあるが、この用心深さが被害から身を守る。ベビーカーを押している母親だからといって油断は禁物。



■ ケチャップ・アイスクリームなどを付けられたら

ケチャップやアイスクリームなどがスーツの背中についていますよと声を掛けながら親切げに接近して、拭いてくれるふりを装いながらポケットから財布などを抜き取る古典的手口。

こうした場合は、とにかく相手から離れること。トイレなどで安全を確認してから自分で拭うこと。



■ 空港、ホテルなどでチェックインの際は

空港やホテルでチェックインの際、自分の足元に置いたパッグなどが盗まれる。
これは旅行経験の豊富な人でも被害にあっている。

バッグなどはカウンター上の目の前に置くか、足元に置くときは両足で挟んでいること。
大原則としては、自分の所持品から常に目を離さないこと。



■ ホテルの部屋

ホテルの自室の中といえども所詮は他人が出入りする世界であることを忘るべからず。テーブルの上に、財布や指輪などを出したまま部屋を空けないこと。

人は誘惑に弱いもの。つい悪魔のささやきに負けてしまう人がいないとは言い切れない。



※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。