ドイツの夏を彩る音楽祭として名高い「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭」が今年は７月０９日に開幕いたします。
北ドイツのシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州とハンブルクを中心に、４１の町の７０を超える会場で繰り広げられるこの音楽祭は、コンサートホールはもちろん、城や宮殿、教会、北海に浮かぶ島、さらには厩舎や牛舎など、同音楽祭ならではのユニークな会場が用意されています。
７月０９日と１０日にＮＤＲ北ドイツ放送交響楽団のオープニングコンサート(場所： キール城)でスタートし、期間中は１５８ものプログラムが用意されています。

特に、今年のテーマとなっている「日本」からは、バイオリンの五嶋みどりと庄司紗矢香、ピアニストの内田光子など、国際舞台で活躍するアーチストの演奏をはじめ、声明コーラス、民謡、日本楽器（尺八・琵琶・琴）のモダン演奏、能、和太鼓など、中世から現代までの日本音楽が披露されるとあって注目が集まっています。


＊音楽祭開催期間： ２００５年７月０９日〜８月２８日
＊詳細はこちら：　ＵＲＬ　http://www.shmf.de/ (ドイツ語、英語、日本語)


(写真右側は、第２０回目の音楽祭プログラムを見せる総監督 ロルフ・ベック)