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フェロー諸島 [ Faroe Islands ]

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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (12/24の状況)

掲載日時:2020年12月25日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
2020年12月22日にPCR検査を受けた入国者830名のうち陽性者は10名(うち感染力のある陽性者 4名、抗体確認のため事故検疫中の陽性者 6名)です。国立大学病院等での国内検査での陽性者は10名でした。自宅等で隔離療養中の感染者は149名、現在国立大学病院に入院している人は24名、うち1名が集中治療室に入っています。感染の疑いのある国内の検疫者数は572名、入国のための検疫者数2,236名で自宅等で経過観察中です。これまでの感染者累計は5,683名、死亡者数累計は28名です。
** 上記は12月23日現在の数字となります。
  現地はクリスマスイブにあたるため、12月24日の数字は発表されておりません。

教会のミサは全てライブストリーミングで行われております。

12月10日よりEEA/EFTAエリアからの入国者は、Covid-19の抗体保持を示する所定の回復証明書を持参すれば、到着後から旅行が可能となっております。
→ 詳細:
 https://www.landlaeknir.is/um-embaettid/greinar/grein/item43709/Certificates-regarding-previous-COVID-19-infection-that-are-accepted-at-the-border-in-Iceland-from-10-December-2020

現在も日本〜欧州間の減便が多数ありますが、同日含めアイスランドまで乗り継ぎが可能です。

現在も、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの8ヵ国が入国可能となっております。
なお、入国に際しては
 1) ウェブでの個人データの事前登録
 2) 空港到着時のPCR検査と4〜5日間の自宅や宿泊施設での自己検疫
 3) 追跡アプリのダウンロードと活用
 4) 入国後、4〜5日後に再度のPCR検査の受診
が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.covid.is/english

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者は35名、入院者は1名です。検疫中の人数は101名、これまでの感染者数累計は561名、死亡者数累計は0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は191,632名となっております。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者の入国と旅行が可能です。旅行者は入国時に「入国前3日以内に受けたPCR検査の要請証明書の提示」が求められ、同時にPCR検査を受け、その検査結果判明までの半日から1日は自己検疫を行います。なお、陰性が確認されれば旅行は可能ですが、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受けること、が要件となっております。

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能ですが、日本〜フェロー諸島間は、カタール航空とアトランティック航空にて同日乗り継ぎが可能です。最新の航空便のスケジュールや乗り継ぎについては事前にご確認ください。

アトランティック航空は現在、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間を週14便で運航しており、昨日12月24日はクリスマスにあたるため、運航しておりません。

■ グリーンランド
現在の感染者は7名、死亡者は0名です。累計の感者数は26名で、これまでPCR検査を受けた累計数は15,621名です。
エアーグリーンランドのトップが「今年は過去最悪の年だった。Covid-19の影響で 利用者が激減し、ホテルや旅行業と同様に多数の社員を解雇せざるを得なくなった」とコメントしております。

現在も日本からの入国と観光が条件付きで可能です。(その要件は下記の通り)
全ての国籍の旅行者が入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と自治政府の定める“Sumut”用紙への記入が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。また、入国後14日間の自己検疫・隔離か、または入国後5日目のPCR再検査を選択する必要があります。
なお、5日目の再検査を受ける場合、公共交通機関の利用、イベントや集会への参加、混雑時の買い物を避ければ観光が可能です。

現在運航中のカタール航空にて、コペンハーゲンに一泊し、グリーンランド航空に乗り継いで移動が可能です。

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デンマークの現在の感染者数は44,157名、入院者数は724名で、うち97名が集中治療室に入っております。死亡者数は1,114名で、PCR検査を受けた累計数は9,974,736名です。
現地の報道では「変異型ウィルスは現在のウイルスよりも70%感染力が強い。」と報じられております。

日本も含めた下記7つの「開放国」から到着した旅行者は、空港でのPCR検査や陰性証明書の提示は不要で、入国後の検疫制限もなく即旅行が可能です。
→対象国:
 日本、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、韓国、ウルグアイ、シンガポール

日本〜コペンハーゲン間は、現在もカタール航空が ドーハ経由で安定して運航しております。
また、デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト
  https://coronasmitte.dk/en/political-agreements-and-initiatives

以上、ご注意ください。