既にテレビや新聞等で報道されております通り、昨日の航空機爆破計画の発覚を受け、イギリス内務省は５段階で示すテロ危険度を、最高度の「クリティカル」(危機)に引上げました。
これを受けイギリス全土の空港では昨日より厳重な警戒措置がとられており、これに伴い今後、大幅なフライトの遅れ、キャンセル、荷物検査による混雑が予想されます。
加えて、他のヨーロッパ各都市の空港においても、イギリスを結ぶ全てのフライトに関して、遅れやキャンセル等による混乱が予想されます。

ロンドンのヒースロー空港は、昨日の到着便の多くがキャンセルされました。本日の
フライトに関しても、大幅な遅れやキャンセルが発生する可能性が十分にございます。
又、ロンドン・ガトウィック空港も昨日はオープンしておりましたが、ヒースロー空港同様に、フライトの遅れやキャンセルが増える見込みです。
よって、これらの空港からご搭乗される際には、早めに空港へ到着する必要があります。

イギリス運輸省発表のテロ対策により、搭乗の際、乗客は次の様な厳重なチェックを受ける事となります。
　* 手荷物は、機内に持ち込めません。
　* 身体検査 (検査官が乗客の体に手で触れて検査します。)
　* 靴や身回り品をＸ線で照射・検査
　* 液体は持ち込めません、没収されます。
機内への荷物持ち込みは、透明なプラスティックのバッグの使用が義務付けられます。ポケットにも物を入れる事が出来ません。

尚、現在のところユーロスターは、通常通り運行しております。チェックインにも特に遅れは見られず、通常通りです。但しテロを警戒して、荷物検査は従来より入念に
行われています。


以上、同地にご旅行をご予定の方は、ご注意下さい。