新聞やTV等で報道されておりますギリシャにて発生いたしました「山火事」に関しまして、現地の状況をお知らせいたします。

■ アテネ市内
多くの日本人が訪れるアテネ市内には山火事の影響は全くなく、人々の生活も通常と何ら変わりありません。
当然、観光客にも何ら影響は出ておらず、市内観光やツアー等も通常通り催行されておりますのでご安心下さい。

尚、現地８月２５日にアテネ近郊のイミトス山付近で発生した火事の影響により、市内と空港を結ぶ高速道路が同日数時間のみ閉鎖いたしましたが、火は既に沈静化し現地８月２６日には高速道路も通常通りに再開いたしております。
尚、飛行機(国際線)の離発着に影響は出ておりません。

■ アテネ以外
日本人が日帰り観光で多く訪れるアテネ近郊の観光地、北西のデルフィ、西方のミケーネ等は、山火事の影響はありませんので、通常通り観光が可能です。
もちろんギリシャ北部やエーゲ海の島々には何の影響も出ておりません。

一方、ペロポネソス半島西部のオリンピア近く、同半島南部のマニ、ギリシャで２番目に大きな島 エヴィア島等では現在も消火活動が行われておりますが、一部では未だ沈静化していない状況にあります。
この影響によりオリンピアを訪問地・宿泊地に含むアテネ発の現地ツアーは、訪問及び宿泊地を他都市に変更し現在催行されておりますのでご注意ください。

尚、TV等では、世界遺産の遺跡群のあるオリンピアに火の手が届くのではないかとの報道がされておりましたが、懸命な消火活動の結果、火は遺跡群の手前でくい止められております。

以上、続報が入りましたら改めてご連絡いたします。